ZTEはクラウドソースフォン「Hawkeye」のKickstarterキャンペーンを不調につき中止する予定
ZTE の北米法人は今月中頃からコミュニティサイトを通じて寄せられたユーザーのアイデアを具現化するスマートフォン開発プロジェクト「CSX」の第一弾モデル「ZTE Hawkeye」を Kickstarter で販売していますが、キャンペーン開始から 2 週間余りが過ぎても目標金額には遠く及ばない状況を受けて、ZTE がキャンペーン自体を中止するとの見通しを明らかにしました。
「CSX」は「Crowd Source X」の頭文字を取ったプロジェクト名で、正式には Hawkeye と命名されています。製品化される Hawkeye の特徴は、アイトラッキングによる操作インタフェースの搭載と自己吸着型バックカバーを採用した 2 点で、スマートフォンとしては $199 というリーズナブルな価格で販売されています。
しかし、Kickstarter のキャンペーンで目標金額は $500,000 に設定されているものの、スペックの強化を予告した後であっても現在までに集まった支援額はたったの $36,056。まだ 7.2% しか達成できていません。キャンペーンの実施期間は残り 18 日間なので、このペースのままだと誰かが大人買いするようなミラクルが起きない限り目標達成は難しそうです。
ZTE 北米法人のテクノロジーパトナーシップ・プラニング担当の副社長を務める Jeff Yee 氏は Android Central とのインタビューの中で、Kickstarter でのキャンペーンが上手く行っていないことを認めたうえで、Kickstarter でのクラウドファンディングといった販売形態がこの製品を売り出すのに相応しくなかったとの見解を示しました。
キャンペーンはまだ継続していますが、このペースで推移するようなら終了日までに取り下げられると思われます。
Source : Android Central、Kickstarter
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