Googleが開発している新OS「Fuchsia」はハイパーバイザー型の仮想化機能を搭載か?
Google が開発を進めている新 OS「Fuchsia」にハイパーバイザー型の仮想化システムが搭載されたと半導体アナリストの Daniel Matte 氏が自身のブログで伝えていました。
Fuchsia については、Android と Chrome OS を統合した Andromeda OS そのものだという主張も出ていますが、今のところ、Fuchsia がどういうデバイスをターゲットにしており、どういう形で動作するのかなど、具体的なことは分かっていません。
現在までに分かっていることは、Fuchsia は Magenta と呼ばれるマイクロカーネル上で構築中の新 OS で、Intel NUC プラットフォーム、ARM、MIPS、x86 といった様々な CPU アーキテクチャーをサポートしていることです。
また、同氏が先日公開した Fuchsia プロジェクトの考察記事から Android の API とランタイム、Chrome OS の Mojo も組み込まれていることも分かっています。
今回伝えられたハイパーバイザーはサーバ界では広く利用されている仮想化システムの実装形態の一種で、オープンソース系では Xen が代表的なハイパーバイザーだと言えます。そのため、Fuchsia は Xen のように複数の仮想マシンを実行する能力を持つと見られていますが、いったい何のためにハイパーバイザーとして機能するように開発しているのかは分かっていません。
Source : Tech Space
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