Googleアシスタントに今後導入されるGoogle翻訳やGoogle Lensの統合機能のデモ

投稿日時 9月 11th, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Google が 9 月 5 ~ 6 日にポーランドで開催された Google Developer Day Euro の基調講演の中で Google アシスタントの新機能や日々の改善成果をデモンストレーションしました。

約 2 時間の長時間にわたる基調講演では、Google 翻訳と Google Lens の Google アシスタントへの統合や、サービス開始当初から賢くなった質問機能を中心に実機を使った様々なデモが行われました。

Google 翻訳との統合によって、Google アシスタントのエージェントを通訳にすることが可能になります。ユーザーは Google アシスタントに「○○ 語の翻訳者になって」と指示すると、「停止」と言うまでの間、Google アシスタントはユーザーが話した言葉や文章を全て ○○ 語に翻訳します。

Google Lens は物体を認識するだけではなく、それが何であるのかを識別して必要なアクションも提案する機能です。これが Google アシスタントに統合されると、例えば、カメラに紙幣をかざし、「スイス・フランでいくら?」と質問すると、カメラに映るポーランドの通過の合計を計算した上でスイス・フランに換算します。

Google アシスタントの機能の中でも「質問」は最も多く利用する機能だと思いますが、この質問機能はさらに賢くなっており、例えば、遊園地にあるアトラクションの一覧やジェットコースターの身長制限を回答させたり、非常に複雑で長い言葉でも正しく理解し、正しく質問に回答できるようになりました。

また、記憶させる情報として、「チューリッヒ湖で泳げる気温は 25 度以上」と記憶させ、後日「今日はチューリッヒ湖で泳げる?」と質問したとします。ここでもし気温が 25 度以下だった場合は、Google アシスタントが予測して「いいえ」と回答します。