とあるグーグラーがBose QC 35IIのGoogleアシスタント機能について語る
Google の Ian Lake 氏が、米国で先週発売された Google アシスタント入りのワイヤレスヘッドホン「Bose QuietComfort 35 II」の魅力について語りました。
QC 35 II は Google アシスタントをビルトインした最初のヘッドホン製品ですが、米国では $349 もします。Bose 製ヘッドホンなので音質は良さそうなのですが、果たして Google アシスタント入りというのは購入を決める目安になるのでしょうか。
QC 35 II では、イヤーパッドのボタンを押すと接続しているスマートフォンの Google アシスタントにアクセスし、スマートフォンを操作できます。
Lake 氏によると、これは電話ボタンを持つヘッドホンなら QC 35 II 以外でもできることなのですが、QC 35 II は他のヘッドホンとは事なり、通知を読み上げたり応答できる Voice UI(VUI)を搭載しています。
通常の通知はチャイムを鳴らして知らせ、メッセージアプリの通知は代わりに送信元の名前を話します。そこでもう一度ボタンを押すと通知内容を読み上げ、長押しすると返信などのアクションを実行できるとのことです。
しかも、通知の読み上げは全てのアプリに対応しているというのです。これにより、例えば、カレンダーの予定をベースに Google アシスタントが発行した、「そろそろ出発の時間です」といった通知も読み上げます。
Xperia Ear ならこれと似たようなことが行えるので、Xperia Ear ユーザーさんは QC 35 II の実力をイメージしやすいと思います。Xperia Ear の Google アシスタント対応版といった感じの実装形態のようです。
それだけではなく、QC 35 II は iPhone の Google アシスタントとも連携できるそうです。一般的なヘッドホンは Siri にしかアクセスできないので、Google アシスタントユーザーにとってはこれは大きな利点だと言えます。メーカーも Google アシスタントビルトインの製品を作ることで、Android ユーザーと iPhone ユーザーの両方にリーチできることになります。
Source : Google+
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