Cyanogen(Cyngn)、カスタムAndroidの開発から自動運転車に事業をシフト
Android のフォークバージョン「CyanogenOS」を中心としたソフトウェアサービスを提供していた Cyanogen 社(現 Cyngn)がメインの事業をカスタム Android の開発から、自動運転車向けのソフトウェア・ハードウェア開発にシフトさせていることが判明しました。
Cyngn は元々 CyanogneMod を商用化した CyanogenOS を開発しており、企業向けに提供していましたが、2016 年冬に OS 事業の終了を発表しました。その時の内紛によって中核メンバーだった Steve Kondik 氏が同社を脱退。そのことが大きな話題となりました。
昨年は激動の 1 年になった Cyngn 社もここに来て新しい方針を打ち出したようです。同社のホームページに掲載された求人情報によると、現在は自動運転車向けのソフトウェアやハードウェアの開発に取り組んでいます。
同社は最近、公共の道路で自動運転車のテストを行うためにカリフォルニア州の自動車局より免許を受けていることも分かりました。また、メルセデス・ベンツや中国の電気自動車ベンチャー「フューチャー・モビリティ」に在籍していたエンジニアを雇うなど、人材の面でも自動運転車を中心とした体制に変えているようです。
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