LineageOSは既にWi-Fi WPA2の脆弱性への対策作業を実施中
Android 用のカスタム ROM 「LineageOS」の開発陣は、つい最近発見され世界中で心配されている Wi-Fi WPA2 機能の脆弱性「KRACK」への対策に乗り出しています。
KRACK は、攻撃者が無線 LAN のパスワードを解読することなく、簡単にネットワーク上のデータを傍受して個人情報や機密情報、ルーター等のネットワーク機器に悪意のあるコードを流し込むことを可能にしてしまう問題です。無線 LAN を搭載したほぼ全ての機器が影響を受けるとされており、Microsoft や Apple などの OS 大手は既に対策に乗り出しています。
Android の場合は、Android 6.0 以上の OS バージョンがこの脆弱性の影響を受けるとされており、Google も既に対処するとの声明を出しています。
LineageOS は CyanogenMod の後継 ROM なのでユーザー数も多い。そのため早急の対応が迫られていますが、その心配は無用のようです。LineageOS のコードレビューサイトには既に本件を修正するパッチが投稿されているので、次回以降のアップデートで解消すると思われます。
Source : Reddit
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