Sonyのネックスピーカー「SRS-WS1」を体験
耳を塞ぐことなくシネマサウンドの良い音を聴ける Sony のネックスピーカー「SRS-WS1」を体験したのでその感想などをレポートしたいと思います。
SRS-WS1 は首にかけるタイプのワイヤレススピーカーで、サラウンドサウンドとバイブレーションによる振動がまるで映画で作品を観ている時の感覚を再現しているということで人気のようです。ソニーストアのスタッフさんの話によると、SRS-WS1 は好評のようで発売前から注文が殺到しており、銀座のソニーストアに在庫は無し。また、他の家電量販店でも売り切れまたは入荷待ちという状況でした。
SRS-WS1 の外観は独特な形状のヘッドバンドといった感じで、内部に 1W + 1W のフルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを備えており、スピーカーから放射状に音が広がります。外装はプラスチックを多用していますが、内側には全体的クッションが敷かれており付け心地は良好です。
SRS-WS1 はテレビ向けの製品なので、通常は付属の送信機とテレビを接続し、送信機から本体に独自のワイヤレス伝送方式によって音を飛ばします。スマートフォンと直接つながることはありませんが、送信機とスマートフォンを 3.5mm オーディオジャックで接続すれば送信機経由でスマートフォンの音も飛ばせます。
SRS-WS1 で一番気になることは本当に包み込まれるような音楽体験ができるのか?だと思います。個人的には確かに音質は発表文の通りといった感じで、重低音の良く聴いた音に包み込まれるような感覚になりました。
ただ、やはり首元のスピーカーから音が出ているな、と言う感じは拭えず、ヘッドホン着用時とは明らかに異なる音質でした。
それでも耳を塞がずにここまでのサラウンドサウンドを体験できるのは大きなメリットだと言えます。耳が痛くなることはありませんし、外の音もよく聴こえるので人と話すことも普通にできます。使い終わったら首から降ろすだけなので利便性も良いと言えます。
SRS-WS1 は一応スマートフォンでも使用できるので購入しようと思っていましたが、今は在庫が不足しているようなので諦めざるを得ませんでした。
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