Android 8.1 Oreoに「テザリング時のハードウェアアクセラレーション」オプションが追加
Android 8.1 Oreo にスマートフォンをモバイル Wi-Fi ルーター化する Wi-Fi テザリング機能に、「テザリング時のハードウェアアクセラレーション」という謎のオプションが実装されていました。
このオプションが意味するのは、Wi-Fi テザリング時のルーティングやパケット転送の処理を何らかのハードウェアで行うようにすることでしょう。
ただ、説明欄には「使用可能な場合」との注意書きが記されており、一体どのハードウェアを装備していれば利用できるのかは分かっていません。
一般的に Linux をルータ化する場合には iptables などのソフトを使用します。通常、これらのソフトはルーティング処理に CPU を使用します。今回のハードウェアアクセラレーションオプションはその処理を専用チップで代行できるようにするためのものと思われます。
もしハードウェアアクセラレーションが効くデバイスの場合、非対応のデバイスよりもインターネットのスループットは向上し、バッテリーの消費量も削減できると予想されます。
なお、このオプションは「開発者向けオプション」セクション内で確認することができます。
関連記事
週間ランキング
None Found