Google Pixelbookのボディチェック
約 2 年ぶりに発売された Google 製 Chromebook「Pixelbook」のデザインをじっくりと見てみました。
Pixelbook は 12.3 インチのタッチスクリーンや 360 度回転するヒンジを備えたハイスペックな Chromebook。本体はアルミユニボディのシャシーとガラスパネルを組み合わせた Pixel スマートフォン風のデザインとなっており、Pixel スマートフォンのシルバーを重ねると Pixel のアルミ部分が Pixelbook と同化してしまうほど似ています。
また、筐体の厚さは 10.3mm とスリムで、質量も 1.1kg と軽量です。Pixelbook の液晶を開くとまるで Xperia Z4 Tablet のように薄い板を持っているような感覚になります。
Pixelbook と同様に 360 回転ヒンジを備えた ASUS Chromebook Flip 2 と厚みを比較すると、その差は一目瞭然。両者には Pixelbook の液晶一枚分の差がありました。
12 インチの MacBook(2015 年モデル)と比較すると、ヒンジ側は Pixelbook の方がスリムですが、先端部分(トラックパッド側)は若干 MacBook の方がスリムだったという感じでした。
外部コネクタ類は、左側面に Type-C コネクタ、3.5mm オーディオジャック、ボリュームボタン、電源ボタンがあります。
右には Type-C コネクタが一つだけあります。
スピーカーはステレオ式で、2 つのヒンジ内部に埋め込まれているようです。音質は Android タブレットのステレオスピーカー並みといった感じで、MacBook の優れた音質には到底及びません。
Pixelbook は全体的にフラットで、デザインはとてもシンプルです。Pixelbook をデスクに置くと本体の底がデスクにピッタリと張り付くような佇まいになります。
底面のデザインはまるで天板と同じですが、白い部分はガラスパネルではなく、ラバー質感のシートです。すべり止めとしても機能します。
Pixelbook のキーボードは絶妙なキーストロークと心地よいキーの感触で、とても打ちやすいと思いました。今回の Pixelbokok は米国モデルなので U.S キーボード仕様ですが、Enter キーの上にあるキーが小さいサイズなので、押し間違うことはほとんど無くスムーズにタイピングできます。
タイピング時の感触は MacBook に近いのですが、キーストロークが MacBook よりも長いのでしっかりとキーを押すことができます。また、押した際の抵抗感は柔らかいのでブラインドタッチを使って素早く入力する場合でも、流れるようにタイピングできます。個人的にキーボードの打ちやすさは MacBook をはるかに上回っています。
トラックパッドはマルチタッチに対応しており、触れた時の感触は MacBook のトラックパッドに近い印象でした。クリック時の抵抗が軽めなので、マウスのクリックがとても楽に行なえます。強くり押し込む必要はありません。
トラックパッドの左右に広がる白い領域には底面と同様にラバー質感のシートが貼られています。これは、ノート PC モード時に置いた手指の付け根が滑らないだけではなく、タブレットモード時には端末をグリップする時にすべり止めとして機能します。意味のあるラバーシートです。
Pixelbook は全体的にフラットな形状なので、タブレットモードにするとまるで本物のタブレットのようなフラットな外観になります。
10.2 インチタブレット「Pixel C」とサイズを比較すると、Pixelbook の方が明らかに大きなタブレットです。
いくら Pixelbook が薄いと言っても本体部分と液晶部分の厚みがあるので、普通のタブレットよりも厚いのは明らかです。
Pixelbook はスタンドモードにもなります。動画視聴時には便利です。
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