世界のモバイルインターネット速度はこの一年間で30%向上、Speedtestが年間統計データを公開
インターネット回線の速度計測アプリ「Speedtest」の提供元がこの一年間に世界の平均モバイルインターネット速度が昨年よりも 30.1% も向上したなどの年間統計データを公開しました。
同社は昨年 11 月からアプリの使用実績を基にした国別のモバイルおよびブロードバンド回線の平均速度データを示す「Speedtest Global Index」を提供しており。今回の情報はこれに基づくものとなっています。
2017 年 11 月時点での平均モバイルインターネット速度(下り)は 20.2MBps で、ブロードバンド速度(下り)は 40.11Mbps でした。
日本における最新の平均速度(下り)は対象国全体(122 カ国)の中で 55 位となる 21.67Mbps と低いものでしたが、前年同月の平均速度 17.55Mbps と比べると 4.12Mbps、約 23% も上がっています。
モバイルインターネット回線の平均速度トップはノルウェーの 62.66Mbps です。日本と比較するとほぼ 3 倍もの速度が出ていますが、人口や経済規模、料金体系、SIM タイプのトレンドは国によって異なるため、国別で比較してもさほど意味はありません。
ちなみに、2 位はオランダの 53.01Mbps、3 位はアイスランドの 52.78Mbps、4 位はシンガポールの 51.50Mbps、5 位はマルタの 51.46Mbps でした。
他に注目すべき点を挙げると、ネット先進国の韓国は全体の 8 位となる 47.64Mbps、中国は日本よりも上で 31 位となる
31.22Mbps でした。
また、世界最大の GDP を誇る米国は全体の 44 位となる 26.32Mbps で、Google がスマートフォンの普及に熱心なインドはたった 8.8Mbps と全体の 109 位でした。
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