AndroidゲームアプリのARPUがこの1年間でiOSアプリに近づく
モバイルアプリ市場において、Android アプリはその数では既に Apple のiOS アプリを抜いているものの、全体の収益率では iOS アプリの方が高いこともあり、これまで、「Android アプリは薄利で稼げない」との見方も多かった中、イスラエルのゲームマーケティング企業 DAU-UP が公開したゲームアプリに関する調査結果によると、この 1 年間で Android アプリは収益率で iOS アプリとの差をかなり詰めていることが判明しました。
同社は、携帯事業者の ARPU(加入者一人あたりの月間売上高)に相当する LTV(アプリあたりの有料ダウンロード、アプリ内購入、広告収入などによる生涯収入)の平均値をグラフで示し、2014 年 1 月には 20% 台だった iOS に対する Android アプリの LTV 値が 2014 年 12 月には 60% 弱にまで詰まっています。
グラフで 100% になると iOS アプリと同額になることを示すので、まだ iOS と Android には差があるものの、このペースを維持すると、今年末には並ぶ可能性が出てきます。つまり、今年で iOS を抜いくのなら、2016 年のゲーム分野は Android アプリが名実ともに最も魅力的になると言えるようになると思います。
Source : DAU-UP、Game Industry
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