東京マラソン専用アプリ「トーマラ」の利用には注意と練習が必要
株式会社ゴーガが24日、東京マラソンに参加するランナーの位置情報を記録してWEB上にアップロードする「トーマラ」と言うアプリをAndroidマーケットに公開しました。参加するランナーは、このアプリを利用して位置情報をWEB上の「トーマラ マラソン応援サイト」にアップロードすることで沿道の応援者やランナーのゼッケンを知っている人がPCやAndroi、iPhoneのWEBブラウザを利用してその様子を確認できるようになると言うもの。
- 東京マラソンに参加するランナー:HT-03Aで「トーマラ」アプリを起動させて走る
- 沿道の応援者、ゼッケンナンバーを知っている人t:PC、Andriod、iPhoneのWEBブラウザで「トーマラ」にアクセスし位置を確認する
と言った感じで東京マラソンに関わるいろんな人が楽しめるようにしたと言うものです。
HT-03Aでトーマラを起動し、「設定」をタップしてゼッケンナンバーやTwitterアカウントを入力しておきます。
「ゼッケン番号」には、東京マラソンに出場するランナーのゼッケン番号、「Twitter ID」と「Twitter Password」にTwitterアカウントを入力しておくことで、写真を撮影したときに自動的にTwitterへつぶやきを投稿してくれるそうです。
設定はこれだけ、後は前の画面に戻って中央部の「スタート」をタップするだけです。上部にはスタートしてからの経過時間が表示されます。距離やペース、バッテリーの残り時間なんかも一緒に表示してくれれば良いのですが・・。
沿道の応援者たち、その中でもPCを持参していたり、AndroidかiPhoneを持っている少数派のユーザに限られますが、トーマラのWEBサイトにアクセスし、ゼッケンナンバーを入力して検索を行うとランナーの現在位置が表示されます。
ここでも、何キロ地点を走っているのか、ペースはどれくらいかなどのマラソン特有の数値も一緒に表示してくれるとなお良いのですが・・・。
一見、かなりよさげなアプリ、WEBサービスかと思えますが、実は注意事項がいくつかあってそつなく利用するにはかなりハードルが高いかと思います。
まずは動作が重いことです。GPS機能、WEBへのアップロード機能などいくつか同時に動かしているせいでもあるでしょうが、動作は非常に重たいです。時々ハングアップして強制終了してしまいます。
次にバッテリーのもちが悪いと言うことです。これはトーマラに限った話ではなくほとんどのGPSアプリでは言えることなのですが、サブスリーランナー以外だと恐らくバッテリーが持たないと思います。このトーマラに限っては動作が重たくかなり発熱していることもあってさらにバッテリーの消耗が激しいのでは?と根拠はありませんが個人的にはそう思います。
このことはトーマラのWEBサイトでも触れられていることで、外部バッテリーの持参した方が良いと言われています。個人的には外部バッテリーを持ってまでこのアプリを東京マラソンで使おうとは思いませんが・・・。
さらに、WEB上のトーマラサイトで、仮のゼッケンナンバーを入れて自身をトラッキングしてみたのですが、検索されませんでした。9万台の番号をいくつか入れて試しましたが、どんな番号で試しても「見つかりません」と言うような状態・・・。
このトーマラアプリ、トーマラWEBサイトを使いこなすにはそれなりに実験しておかなければならないと思いました。恐らく四苦八苦すること間違いなしです。そのくせ表示される情報と言うのが時間とそのときの位置情報だけという貧弱ぶり。sportstracklive.comを見習えと言いたいのは私だけでしょうか?
個人的にはお勧めしないトーマラアプリですが、人によっては「これイイ!!」と思うかも知れないので一度お試しになること良いかも知れません。
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