Lenovo、スタンドアロン型Daydrea VRヘッドセット「Mirage Solo」とVR180対応カメラ「Mirage Camera」を発表
Lenovo は 1 月 9 日、米・ラスベガスで開催中の CES 2018 でスタンドアロン型の Daydream 対応 VR ヘッドセット「Lenovo Mirage Solo」等の VR / AR デバイスを披露しました。
Daydream はスマートフォンと VR ヘッドセットの組み合わせで使用することがこれまでの基本でしたが、昨年の Google I/O でスタンドアロン型の開発がアナウンスされ、Lenovo Mirage Solo はその第一弾製品になります。
Mirage Solo ヘッドセットは VR アプリの使用で PC やスマートフォンは必要とせず、またデバイス位置追跡テクノロジーの WorldSense をサポートしているので、仮想空間内では身体を曲げたり動かしたり、物体を掴んだりと、Android での VR 体験がさらに現実に近づきます。
Mirage Solo ヘッドセットは Snapdragon 835 プラットフォームを中心としたシステム構成を採用しており、付属の Daydream コントローラーはモーションセンサーにより、VR アプリでは野球バットを振るようなジェスチャーが可能です。
Lenovo は Mirage Solo ヘッドセットと併せて 180 度 VR 動画フォーマット「VR180」に対応した小型カメラ「Lenovo Mirage Camera」も発表しました。
Mirage Camera は 1,300 万画素の魚眼レンズ(F2.1)を目の幅で 2 つ搭載しており、上下左右 180 度の視野角で最大
4K @ 30fps(1440p / 1080p も)の動画を撮影したり、ライブストリーミングできます。
また、Daydream もサポートしているので、Mirage Solo で Mirage Camera で撮影されたハイクオリティな VR180 写真・動画を視聴することができます。
Mirage Camera のハードウェアスペックは、Snapdragon 630 プロセッサ、2GB RAM、16GB ROM、Micro SD カードスロット、交換可能な 2,200mAh バッテリー(パッケージには 2 つ同梱)、USB Type-C コネクタを搭載しており、Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.2、HSPA / LTE のモバイルデータ通信に対応しています。
Lenovo はさらに、業務用の AR デバイス「Lenovo New Glass C220」も発表しました。これは Android が実行する AR グラスで、シールドのようなグラスユニットを装着すると、片眼で現実世界を見ながら、もう片方の眼に AR コンテンツを表示し両方を合成して物を見ることができます。New Glass C220 には人工知能技術が使用されており現実のオブジェクトを認識・特定することができます。
Lenovo New Vision アプリ「AH Cloud」をスマートフォンにダウンロードして New Glass C220 のポケットユニットに接続すると様々な対応アプリを実行することができます。
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