スマホ用電動スタビライザーはまさにこれから普及してくと予測
世の中には様々なメーカーからスマートフォン用の電動スタビライザーが販売されていますが、これをバリバリ使っているという方はほんの一部でしょう。しかし、これからは AI の発達等に伴いスマートフォンのカメラも更に進化していくはず。それに伴い確実に電動スタビライザーの需要も高まると思うので、今のうちから電動スタビライザーを使い慣れておくと、スマホカメラの画質が現行のデジタル一眼レフやミラーレスカメラに匹敵するレベルにまで進化した時にスマホでの動画撮影や映像制作でその力を存分に発揮できて、人よりもいいスマホ動画が作れるかもしれません。
という私でも電動スタビライザーをつかこなせているわけではありませんが、私の場合は 4K 動画の撮影、卓上での手元撮影時にスタビライザーを活用しています。
現行のスマートフォンでは 4K 解像度でも手ブレ補正が使える機種はごくわずかです。そこで電動スタビライザーを使用すると、4K でもブレが殆ど無いとても安定した動画を撮影することができて便利だと感じています。やはり、電動スタビライザーのほうがスマートフォンの手ブレ補正よりも性能が良く安定していることが多いので、何も 4K の時だけで役立つということではなく、他の解像度でも映像は安定します。
国内ではもうすぐ 4K でのテレビ放送や 5G 通信サービスが始まり、4K への関心が高まることから自ずとスマートフォンカメラにも 4K 配信の波が押し寄せてきます。そのような状況になったとして電動スタビライザーはとても役立つアイテムとして再注目されるでしょう(スマートフォンカメラももっと手ブレしないようになると思いますが・・・)
次の卓上での手元撮影はスマートフォン + スタビライザーの組み合わせじゃなくてもできますが、スタビライザーの場合はアングルの自由度が高く、画角の設定等も楽なので、私はデスクのモノ撮影ではよく電動スタビライザーを使用しています。
電動スタビライザーは上記のようなシーンの他にも、被写体をカメラの中央に捉えながら追尾していくトラッキング機能を搭載している製品も多く、動く人や乗り物を追っかけながら撮影でき手持ちの時よりもはるかに楽に撮影できる場合があります。
しかも、トラッキングモードというのはフロントカメラでも機能する製品が多く、自分一人しかいない状況でも自分の動き回る姿を捉えながら追っかけ撮影することもできます。
例えばこれは、一人でスケボーやバイクのトリック、ダンスといったパフォーマンス系の練習時に使えると思います。公園を歩いていると一人でそういうのを練習している方を良く見かけますからね。
最後に、最近入手した Smooth 4 をテストしていて気づいたのですが、今後登場する電動スタビライザーはスマートフォンのカメラで映像素材を作る用途にも使用されると思います。例えば Smooth 4 だと、高速シーン切り替や足元からゆっくりとチルトしながら前方を向くようなシーン撮りが可能です。数年後、スマートフォンのカメラがまさにデジタル一眼レフ・ミラーレスカメラの画質に匹敵するようになると、スタビライザーを利用するシーンも増えると思います。まあ、プロの撮影現場ではこれからも高級だったり専用の機材を使用すると思いますが、そういう機材を持たない・必要性を感じない方に電動スタビライザーはおすすめです。
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