Googleの新しい検索アプリ「Gesture Search」がUSで公開されました
Google Mobile Blogの記事によると、GoogleはAndroidにおける新しい検索手法として、アプリ上でアルファベット一文字を入力するとAndroid端末内のデータを検索することができる「Gesture Search」をUSのAndroidマーケットに公開したそうです。
この「Gesture Search」は、現在Google Labs入りしているアプリで、Android2.0以上の端末で利用できるとのこと。ただし、USのAndroidマーケット限定で公開されているので国内で利用している方はMarket Enablerなどのアプリを使ってUSサイトに接続する必要があります。
Googleはこれまで”サジェスト”、”音声検索”によって検索する手間を省いてきましたが、場合によっては正しい検索ワードを入力することができなかったり、ガヤガヤしているところでは音声検索がうまく動かなかったりと正しい検索ワードを入力するまでに時間がかかったりしていましたが、今回のジェスチャーサーチの登場により少ないステップで正しい検索結果、候補を出すことができるようになると言われています。
検索対象は連絡先、アプリケーション、メディアファイル、ブックマークと言ったAndriod端末内にあるデータが主で、通常のGoogle検索の代替として利用するものではなさそうです。
たとえば、Aと言う頭文字を持つユーザの連絡先を開こうとしたとき、「Gesture Search」を起動して「A」となぞれば頭文字にAの付く連絡先やアプリケーション、音楽ファイルなどが検索候補として表示されるそうです。
その中からお目当てのユーザの連絡先が表示され、その方に電話をしたとします。するとGesture Searchの学習機能を利用して次回Gesture Searchで”A”とタイプされた場合には以前電話をかけたユーザがトップに表示されるというのです。
まあ、検索対象がAndroid端末内のデータですので多くを期待してはいけないと思います。
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