Xiaomi、1型イメージセンサーを搭載した「Xiaomi 12S Ultra」を中国で発売

投稿日時 11月 16th, 2022 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Xiaomi がスマートフォンでは非常に珍しい 1 型イメージセンサーをを搭載したカメラスペックの高い Android スマートフォン「Xiaomi 12S Ultra」を中国など海外で発売しました。

イメージセンサーとは、レンズを通過してきた光を電気信号に変換する半導体のことで、その大きさによって写真や動画の画質は左右されるので、カメラシステムの中核を成す部品の一つになります。今回の Xiaomi 12S Ultra の場合、イメージセンサーは現行スマホの中では最大級となり、ハードウェア面でも良い画質を期待できます。

現行スマホのイメージセンサーのサイズは約 1/2.3 や約 1/1.3 型が主流です。つまり、Xiaomi 12S Ultra のイメージセンサーの面積はそららの 2~4 倍となります。1 型イメージセンサーはコンデジの中でも 10 万円前後の高級モデルでしか採用されておらず、Xiaomi 12S Ultra のカメラスペックは高級コンデジ並みと言えるでしょう。

イメージセンサーのサイズが拡大したことで写真や動画の画質は小さなイメージセンサーのスマホより格段に優れているでしょうし、ノイズ耐性も高い比較的高いので暗い場所ではより明るく綺麗に撮影することができます。

イメージセンサー以外にも、レンズには Leica 認証のものが使用されており、光学的な性能にも期待できます。

Xiaomi 12S Ultra のリアカメラのスペックは次の通り。優れているのは 1 型イメージセンサーのメインカメラだけでなく、120mm の望遠カメラや 13mm の超広角カメラも備わっており、幅広いシーンでスマホ史上最高画質の写真や動画を撮影できそうです。

・メインカメラ
5,000 万画素(IMX989)、4in1 3.2μm、F1.9、焦点距離 23mm(35mm 判換算)
・望遠カメラ
4,800 万画素(1/2 型)、F4.1、焦点距離 120mm(35mm 判換算)
・超広角カメラ
4,800 万画素(1/2 型)、F2.2、焦点距離 13mm(35mm 判換算)

動画は最大 8K 24fps で撮影可能。1080p 480fps や 720p 3,840fps での撮影もサポートしており、スローモーション機能も充実しています。3,200 万画素のフロントカメラでは Dolby Vision での HDR 撮影をサポートしています。

Xiaomi 12S Ultra はフラッグシップ級のスマホです。6.73 インチ 3,200×1,440 ピクセルの AMOLED ディスプレイ、Snapdragon 8+ Gen1、8GB / 12GB RAM、256GB / 512GB ストレージ、4,860mAh バッテリー等を搭載しています。

価格は 5,999 元(約 118,000 円)です。Xiaomi 製品とはいえかなり高価なスマホではありますが、カメラスペックは他を圧倒しているので妥当な値段ではないかと思います。

Source : Xiaomi