TWSイヤホンを収納・充電可能、新発想のスマートウォッチ「Huawei Watch Buds」が登場

投稿日時 12月 10th, 2022 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Huawei がワイヤレスイヤホンをスマートウォッチに収納して持ち運べる新発想の新型スマートウォッチ「Huawei Watch Buds」を発表しました。

Huawei Watch Buds は、1.43 インチの AMOLED パネルを搭載した HarmonyOS 3.0 ベースのスマートウォッチです。Bluetooth 5.2 をサポートしており、Android 7.0 以上または iOS 9.0 以上のスマートフォンとペアリングできます。その最大の特徴は、スマートウォッチが TWS イヤホンのバッテリーケースの役割も担い、付属の TWS イヤホンをスマートウォッチに収納して持ち運べる点です。ディスプレイを開くと TWS イヤホンを出し入れできます。この TWS イヤホンは、ノイズキャンセリングや Bluetooth 通話などをサポートしており、片耳 4g と一般的な TWS イヤホンよりも小型軽量ですが、普通に音楽視聴や音声通話の用途で使用することができます。

スマートウォッチと TWS イヤホンはスマートフォンと合わせて持ち歩くことが多く、そうした運用スタイルが定着していることを考えると、Huawei Watch Buds は非常に合率的なアイデアの元に設計された素晴らしいアイテムだと思います。

しかし、こうした 2in1 デバイスというのは、サイズが大きくなりがちで見た目も歪だったり、機能が制限されることが往々にして起こり得ます。Huawei Watch Buds の場合はどうでしょうか。外観は好みによる部分が大きいと思いますが、サイズは 47×47.5×14.99mm/77.5g。スマートウォッチにしては少し大きいですが、バカでかいわけではないので十分実用範囲内でしょう。

また、機能面も充実しており、Huawei Watch Buds には GPS や光学式心拍センサー、ジャイロやコンパス、加速度などの各種センサーが搭載されており、GPS トラッキングや心拍モニタリングが可能なことはもちろん、睡眠やストレスレベルの記録管理、呼吸、SpO2、EGC、心拍数に基づく心房細動のスクリーニングにも対応しています。スポーツ用途では 80 種類のアクティビティに対応しています。

バッテリーと充電については、スマートウォッチは 410mAh のバッテリーを搭載しており、連続 3 日間の使用が可能。各イヤホンは 30mAh のバッテリーを搭載しており、ノイズキャンセリング無しで 4 時間の音楽視聴が可能です。一般的な TWS イヤホンよりもバッテリーの持ちは少し悪いですが、充電しやすい設計なので大きなデメリットにはならないと思います。

Huawei Watch Buds は現在中国のみで販売されており、現地での販売価格は 2,988 元(58,600 円)です。

Source : Huawei Vmall