Nubia、Snapdragon 8 Gen2のゲーミングスマホ「RedMagic 8 Pro」シリーズを発表
ZTE のスマホサブブランドとして知られる Nubia が Snapdragon 8 Gen2 を搭載したゲーミングスマホ「RedMagic 8 Pro」および「RedMagic 8 Pro+」を中国で発表しました。中国本土では 12 月 28 日より販売が始まっており、来年 1 月 16 日からはグローバル展開される予定です。
RedMagic 8 Pro シリーズは、ゲーミングスマホとしては初めて Snapdragon 8 Gen2 を搭載したことになり、そういった意味では興味深いスマホです。SoC だけでなく、メモリは LPDDR5X、ストレージは UFS 4.0 を採用しているのでシステム全体で前世代よりも性能が大幅に向上しています。
RedMagic スマホの特徴にゲーム専用チップ「Red Core」を搭載したことも挙げられます。これは、ゲームの特性に合わせて画面タッチ、触覚フィードバック、サウンド、色味を最適化するというものですが、Nubia は RedMagic 8 Pro シリーズに新バージョンの Red Core エンジン「Red Core 2」を搭載しており、ゲーム体験のさらなる改善を図っています。
ハイエンドの CPU や上記の Red Core チップなどの影響でゲーム中のスマホ本体は熱を持ちやすくなりますが、RedMagic 8 Pro シリーズでは、筐体内に 3D ベイパーチャンバー、複数層のグラフェンシート、20,000rpm の冷却ファン、専用の給排気口を設けることで効率よく熱を拡散させて温度上昇を抑えています。
両方とも外観や主要なスペックは共通しています。大きな違いとしては、バッテリー容量、充電性能、メモリ・ストレージのバリエーションです。また、Pro+ の方にはバックカバーを透明にしたモデルも別途発売される予定です。
RedMagic 8 Pro シリーズは、6.8 インチの AMOLED ディスプレイを搭載した大画面スマホで、Android 13 ベースの RedMagic OS 6.0 で発売されます。
ディスプレイは 1,300nits のピーク輝度、120Hz の画面リフレッシュレート、960Hz の画面タッチサンプリングレートに対応し、本体側面のタッチ式トリガーボタンは 520Hz のサンプリングレートで駆動します。また、デュアルの X 軸リニアモーター、上下にステレオスピーカー、第 2 世代の 1,600 万画素アンダーディスプレイカメラなども搭載しています。
RedMagic 8 Pro シリーズの外観はゲーミングスマホらしからぬフラットで角の出張ったデザインとなっており、本体の厚みも 8.9mm とゲーミングスマホにしてはスリムです。質量は、Pro が 228g、Pro+ が 230g となっています。
バッテリー容量は、Pro が 5,000mAh、Pro+ が 6,000mAh で、充電性能は Pro が 80W に対して、Pro+ は165W と大きく差が付けられています。Pro+ は 14 分でバッテリーをフル充電できるそうです。
リアカメラは、5,000 万画素の Samsung GN5 イメージセンサーをメインカメラに採用しており、加えて、800 万画素の広角カメラと 200 万画素のマクロカメラを搭載しています。
メモリとストレージの構成は、Pro が 8GB + 128GB、8GB + 256GB、12GB + 256GB の 3 種類。Pro + が 12GB + 256GB、16GB + 512GB、16GB + 1TB の 3 種類となっています。
価格は、Pro が 3,999 元(約 76,000 円)、Pro+が 5,199 元(約 99,700 円)です。
Source : Nubia
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