Amazonがプライムビデオのスポーツ番組を別アプリで提供するという噂
今の時点で国内にも影響する話なのかどうかは定かではありませんが、Amazon がプライムビデオのストリーミングサービスの中からスポーツに関連するコンテンツのみを別のアプリで提供するという噂が浮上しています。これは、The Information が事情に詳しい情報筋からの話として報じたことです。
記事によると、この計画はまだ初期の検討の段階で、別アプリを開発すること自体もまだ確定していないそうですが、Amazon はサッカーや野球、アメフトの中継番組を増やし、別アプリとして提供したいという意向を示したと言われています。
Amazon の計画に関して、同サイトは、この計画は最終的に棚上げされる可能性があるとも述べており、現時点ではどうなるのかさえも全くわからない状況ですが、11 月の DealBook カンファレンスで Amazon の CEO を務める Andy Jassy 氏は、「スポーツにもっと投資したい」という願望を述べており、噂に留まる話ではないと考えられます。
世界的なストリーミングサービスの普及によって米国でも有料チャンネルの契約をやめてストリーミングサービスに切り替える視聴者が増えている中でも、スポーツ中継は依然として人気があり、そうした視聴者層をプライムビデオに引き込むことで、広告事業の強化や、本業の小売サービスを利用するプライム会員の増加を狙っていると観測されています。
現在、プライムビデオの主力コンテンツは映画やテレビ番組です。国内向けサービスではアニメ作品も充実しており、この点は他国のプライムビデオと大きく異なります。しかし、スポーツコンテンツは皆無に等しい状態です。一方、米国では、NFL の「Thursday Night Football」やプレミア リーグの一部試合、ニューヨーク・ヤンキースの試合を独占配信するなどスポーツの分野にも片足を突っ込んでいます。その取り組みを本格化させるつもりなのかもしれません。
Amazon がスポーツコンテンツを増やす狙いは、広告事業の強化や本業の小売サービスを利用するプライム会員の拡大を狙った為。米国では既存の有料チャンネルからストリーミングサービスに多くの視聴者が移行しているにも関わらず、スポーツ中継においては依然として人気があり、
Source : The Infomation
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