Lenovo、ビジネス向けスマホ「ThinkPhone by Motorola」を正式発表

投稿日時 1月 6th, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Lenovo が Motorola によって開発されたビジネスユーザー向けの新スマホ「ThinkPhone」を発表しました。

ThinkPhone は、ビジネス向け PC として有名な ThinkPad の相棒として設計された Android スマになります。ThinkPad と同様に Think エコシステムのファミリー製品となっており、優れた堅牢性、Windows PC とのリンク機能、独自のカスタムキー、ThinkShied によって保証される高いセキュリテイ機能とリモート管理機能、4 年間のセキュリティアップデート確約を含む充実したサポートサービスを特徴としています。

ThinkPhone の外観は一般的なスマホと大して変わりありませんが、背面に ThinkPhone のロゴをプリントしておりブランドの存在感を強くアピールしています。本体はアラミド繊維で補強されたアルミフレーム、カーボン調のバックカバー、ゴリラガラス Victus などで構成されており、一般的なスマホよりも傷や衝撃に強い設計です。それは、MIL-STD 810H 準拠のテストをクリアするほどです。また、IP68 レベルの防塵・防水性能も備えています。筐体サイズは、158.76×74.3m×8.26mm、質量は 188.5g となっています。

ThinkPhone の側面に見られる特徴的な赤いボタンはカスタムキーとなっています。シングルクリックでアプリを起動、ダブルクリックで Windows とデータ同期を開始、さらに長押しすると、Microsoft Teams と連動して事前に登録した人物やチームのメンバーと音声通話を開始することができます。これはいわゆるプッシュトゥートーク機能です。

ThinkPhone には ThinkPad などの Windows PC とのリンク機能が搭載されており、デバイス同士でペア設定することでファイルを自動転送したり、クリップボードを共有したり、電話着信や通知を PC に表示することができます。また、PC 上でスマホのアプリを実行したり、スマホの高性能カメラを PC の Web カメラとして用いること、テザリング機能も簡単に使用できます。

ThinkPhone の主要スペックは、6.6 インチ FHD+ AMOLED ディスプレイ、Snapdragon 8+ Gen1 プロセッサ、8GB または 12GB RAM、128GB / 256GB / 512GB ストレージ、背面に、5,000 万画素メイン(F1.8) + 1,300 万画素広角(F2.2) + 深度センサー、前面に AF 付きの 3,200 万画素カメラ、5,000mAh バッテリー(68W USB 充電、15W ワイヤレス充電)を搭載しており、5G やデュアル SIM、Wi-Fi 6E、NFC などをサポートしています。

ThinkPhone の発売時期は 2023 年中です。欧米だけでなく、アジアでも発売される予定となっていますが、具体的な発売国や価格などの詳細情報は発表されていません。

Source : Lenovo