Googleマップに超リアルなバーチャルツアーを体験できる画期的な新機能「Immersiveビュー(没入型ビュー)」が導入
Google が Google マップで没入型のバーチャルツアーを体験できる画期的な新機能「Immersive(没入型) ビュー」や、AR ナビゲーション機能「ライブビュー」の提供地域拡大、EV 向けの新機能を発表しました。
Immersive ビューは、地図上の街並みを現実さながらの姿でユーザーに提供し、ユーザーは実際にその場所にいるかのような感覚で街中を自由に移動することができます。超リアルなバーチャルツアーを体験できる機能です。過去撮影された何十億ものストリートビュー写真や航空写真を基に、AI とコンピュータービジョン技術を活用して精巧な 3D モデルを生成しています。
地図上のスポットを選択してプレイスページを開き、画像などが表示されるセクションの Immersive ビューをタップすると Immersive ビューが実行されます。全体的な UI はストリートビューと似ていますが、Immersive ビューでは建物やその周辺をより詳しく見ることができ、タイムスライダーを使用すればそのエリアが時刻とともにどのように変化するのかも確認できます。さらに、Google マップが収集した混雑情報や交通情報もビューに反映し、街中を行き交う人や車量なども現実っぽく再現します。
Immersive ビューでは実際に施設やお店の中に入ることも可能で、室内の雰囲気やインテリアを確認したり、屋外のときと同じ形で店内の混雑具も確認できます。Google は店内インテリアを再現するために通常の店内写真を 3D に変換する AI 技術 NeRF を使用しています。
Immersive ビューは 2 月 8 日より、東京、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコで利用することができます。
ライブビューは、AI と拡張現実を活用した AR ナビゲーション機能です。徒歩ナビを実行中にスマホカメラをかざすだけで施設やお店の概要、混雑状況、評価・クチコミ、価格帯などを調べることができ、徒歩での移動をサポートするだけでなく、入店するかどうかを即座に判断できるなど時短効果ももたらします。
屋外ライブビューは、最近、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、東京で利用可能となりましたが、今後数ヶ月以内には、バルセロナ、ダブリン、マドリッドでも利用可能になります。
また、屋内ライブビューは 2021 年に、米国、東京、チューリッヒで開始され、今回新たに、バルセロナ、ベルリン、フランクフルト、ロンドン、マドリッド、メルボルン、パリ、プラハで利用可能になりました。そして、今後数ヶ月の間には、サンパウロ、シンガポール、シドニー、台北でも利用可能になります。
EV 向けの新機能は、ルート検索時に現在の交通状況、バッテリー残量、移動で消費が予測される電力量の情報からルート上に最適な充電スタンドのスポット情報を提案するもので、これは、Google built-in(Android Automotive)車両向けの機能となります。
Source : Google
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