Samsung、手の甲に情報を投映するプロジェクター内蔵スマートウォッチの特許を出願
Samsung がプロジェクターを内蔵したスマートウォッチの特許出願を行っていたことが判明し、これまでに無い全く新しいスマートウォッチの機能を有することからネット界隈で驚きの声が上がっています。
一般的に、プロジェクターはスクリーンや壁に情報を大きく映すことに使用されますが、Samsung が考案したプロジェクター内蔵型スマートウォッチはユーザーの手の甲に情報を投映する仕組みです。手の甲にはディスプレイサイズに換算して 3~5 インチの広さがあるのでスマートウォッチのディスプレイで情報を見るよりも視認性は良さそうです。また、手の甲をチラ見するだけで情報を確認できそうなので利便性も高いと思われます。
技術的には、複数のレンズ付き LED エミッターがスマートウォッチ本体側面に円弧型に組み込まれており、スマートウォッチ本体のディスプレイをミラーリングすることや、画像や動画などディスプレイで表示した以外の情報を投映することも可能とされています。さらに、情報が鮮明に投映されるようスマートウォッチには輝度や焦点距離の自動調節機能も備わっています。
Samsung といえば約 10 年前にプロジェクター内蔵スマートフォン「Galaxy Beam」を発売するなど、小型プロジェクターを組み込んだデバイスの開発では一定の実績を持っています。このことから、技術的にはプロジェクター内蔵型スマートウォッチも実現可能と考えられますが、現時点では特許出願が判明しただけなので、今後商品化されるのかどうかは定かではありません。
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