AmazonプライムビデオでWBCのライブ配信が開始、マルチアングル視聴に対応
野球の世界一を決めるワールドベースボールクラシック（WVC）が今月 9 日に開幕するのに先立ち、Amazon プライムビデオで本日 4 日の中日ドラゴンズ戦（壮行試合）からライブ配信が始まりました。プライムビデオで野球のライブ配信が実施されるのは国内では今回が始めて。どのような視聴体験を提供するのかをご紹介します。
WBC の試合はアプリの「ライブ TV」タブ内で提供されており、通常の映画を視聴する要領で各試合ページの「観る」をタップし「ライブ」を選択すると現在の試合の模様から視聴を開始できます。メニューの「最初から見る」をタップすると番組の最初から視聴を開始できます。
実際のライブ映像は、長時間のバッファリングや頻繁なフレームドロップなどなくスムーズに再生され何のストレスもなく視聴できます。ただ、視聴開始時やイニング間に CM が流れるのは少し残念。しかし概ね満足できる内容です。それよりもなんと、プライムビデオはマルチアングル視聴に対応しており、通常の中継映像の他、特定の選手を集中的に映す「注目選手カメラ」と「バックネットカメラ」からアングルを切り替えられます。プレイヤー画面を上にスライドすると切替可能なカメラが表示されます。
アプリの機能は他にも、同一 Wi-Fi ネットワーク内に Fire TV や Android TV、Chromecast with Google TV が設置されていればキャスト機能を利用してライブ映像をテレビ画面に映すことができます。残念ながら、ピクチャー・イン・ピクチャー機能やバックグラウンド再生はサポートしておらず、機能的にはかなりシンプルなサービス内容です。
プライムビデオでは今回の壮行試合の他、本線の侍ジャパンの全試合、諄々決勝、準決勝、決勝の試合映像も配信される予定です。
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