Google Playが個人ローンアプリの規制を強化、スマホの個人データへのアクセスを禁止へ
Google は、個人ローンを扱うアプリに対するポリシー改定を発表し、アプリから Android デバイスの連絡先や写真などの個人データにアクセスすることが禁止されることになりました。
Play コンソールの改定内容によれば、今回の規制は個人ローンの提供または斡旋を目的とするアプリに対して適用され、これにより、該当するアプリはデバイスの個人情報へのアクセスが禁止されます。
個人情報には、連絡先情報、電話番号、写真、動画、正確な位置情報、外部ストレージへのアクセスが含まれており、改定されたポリシーは 2023 年 5 月 31 日より効力を持ちます。
今回の規制は、Google Play から個人ローンアプリを排除する動きに見えるかもしれませんが、スマホのデータにアクセスしなくてもサービス自体は提供できるのでそうではありません。それよりも、アプリを通じてスマホから個人データを収集し、それらが債権回収業者に流れ悪用されることを防ぐための措置だと見られています。
スマホには家族や友人の連絡先が保存されています。それらが債権回収業者へ不正に渡ると、債務者本人だけでなく、家族や友人にも取り立ての被害が及ぶ可能性があります。こうしたトラブルを未然に防ぐために個人情報へのアクセスを禁止とした可能性があります。
Source : Google Play、TecCrunch
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