HTCが新スマホ「Wildfire E3 Lite」を海外で発表
近年ではすっかりスマホ市場での活躍を目にしなくなったスマホ開発の老舗 HTC が最近、「Wildfire E3 Lite」と呼ばれる新型スマホを海外で発表しました。
Wildfire は HTC におけるエントリー向けのスマホブランドです。その歴史は古く、初登場は 2010 年 5 月のこと。Android 2.1 が主流の時代でした。このブランドを現代にも継承し伝統を守り続けようとする姿勢にはリスペクトを表したいところです。
今回発表された Wildfire E3 Lite は、6.5 インチ HD ディスプレイや Unisoc SC9863 プロセッサ、背面に 1,300 万画素カメラと 200 万画素マクロカメラ、5,000mAh バッテリーを搭載したエントリーモデルです。OS は Android 12 となっています。
スマホ全体に先進的な要素は見られませんが、大手のスマホでは全く目にすることのない Unisoc のチップセットを採用している点は興味深いです。Unisoc チップセットは安価な中華スマホ・タブレットでよく用いられており、おそらく、コスト面を意識して Unisoc にしたと推測されます。
今回の新機種発表は、南アフリカの HTC 公式サイトに情報が掲載されたことで判明しました。発売時期や価格はわかっていませんが、発売国や Wildfire シリーズということで相当安い価格で販売されると予想されます。日本円だと 1 万円台が相場でしょうか。
Source : HTC
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