Xiaomi 13 Ultraでは67mm経のカメラ用レンズフィルターが使用可能
4 月 18 日に発表される Xiaomi 13 Ultra には強力なカメラが搭載されるだけでなく、カメラ用レンズフィルターを使用できる専用カメラ型ケースも用意されている模様です。
Xiaomi は 14 日に Weibo ページを更新し、添付の画像を公開しながら、Xiaomi 13 Ultra は単なるカメラ付きケータイではなく、プロ仕様のイメージングデバイスになるとも予告しました。
画像は暗くて細部は見えませんが、画像の明るさを調整すると、コンデジのようなデバイスが現れ、カメラ部分のリムに「Φ67mm Filter Adaper」と刻印されていることがわかります。
どうやら画像のアクセサリーは Xiaomi 13 Ultra をコンデジ化するスマホケースで、67mm 経のレンズフィルターを装着できる模様です。レンズフィルターを使用できるのは非常に素晴らしいことです。
レンズフィルターとは、カメラレンズの先端などに装着し、特定の波長の光をカットする光学式フィルターです。カメラ愛好家さんは何らかのレンズフィルターをお持ちだと思います。
レンズフィルターには紫外線をカットする MC フィルターや、反射や散乱した光をカットする偏光フィルター、各色のカラーフィルターなど様々なものがありますが、スマホでのニーズが最も高いのは ND フィルターです。
ND フィルターはイメージセンサーに入ってくる光の量を減らすレンズフィルターです。スマホカメラの F 値は開放固定なので絞ることができず、特に昼前の動画撮影ではシャッタースピードを上げざるを得ず、その結果、スマホで撮影した動画はパラパラマンガのように見えることが殆どです。そうなる理由はシャッタースピードが早すぎるからです。
一般的に、動画撮影時の適切なシャッタースピードの値は撮影する動画のフレームレートの倍の時間です。シネマ撮影なら 1/48 秒、定番の 30fps 撮影なら 1/60 秒となります。スマホの場合、シャッタースピードを上げて光の量を抑えるので、その設定値は余裕で 1/500 秒を超えてきます。
映像中の人物などの動きを滑らかに見せるためには適度なモーションブラーが必要です。しかし、殆どのスマホカメラではシャッタースピードが速すぎるのでそれが記録されないことからパラパラマンガのようにカクカクとした映像になります。そこで ND フィルターを使用すればスマホでも適切な明るさの下、1/60 秒などのスローシャッターを利用できるようになり、全体的な映像品質が向上します。
おそらく、Xiaomi 13 Ultra のフィルターアダプターは、特にスマホでの動画撮影を意識して用意されたアクセサリーだと思われます。
Source : Weibo
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