カラー表示対応のE Inkタブレット「BOOX Tab Ultra C」が登場

投稿日時 4月 27th, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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BOOX がカラー表示対応の E Ink ディスプレイを搭載した新型タブレット「BOOX Tab Ultra C」を海外で発売しました。

BOOX Tab Ultra C は、10.3 インチ Kaleido 3 ディスプレイを搭載した Android 11 ベースのタブレットです。国内においても昨年秋に発売された BOOX Tab Ultra のカラー表示対応モデルとなります。

Kaleido 3 は、E Ink の最新電子ペーパーカラーディスプレイで、4,096 色のカラー表示に対応しており、少ない色数ですがアプリや動画を色付きで見ることもできます。また、BOOX Tab Ultra C は 4.096 段階の筆圧感知機能を搭載しており、BOOX スタイラスを用いてマンガやイラスト、ポスターなど様々な制作活動に活用できます。

国内ではまだ発売されていませんが、米国では $599(約 80,000 円)で販売中。カラー表示に対応しているということで、価格は既存の BOOX Tab Ultra から大幅に上昇しています。

他のスペックについては、10.3 インチ 2,480 x 1,860(モノクロ) / 1,240 x 930(カラー)のディスプレイ、Qualcomm プロセッサ、4GB RAM、128GB ストレージ、背面に 1,600 万画素カメラ、6,300mAh バッテリーを搭載しており、Wi-Fi と Bluetooth 5 に対応。側面の電源ボタンには指紋リーダーが付いており、スピーカーはステレオです。本体の厚さは 6.7mm、質量は 480g となっています。

Source : BOOX

Kindle などの電子書籍リーダーでよく用いられる E Ink ディスプレイは、文字が見やすく液晶や OLED よりも目への負担も少ないことで知られています。BOOX Tab X はその特徴を活かし、Web 閲覧や読書、文書作成、デジタルノートとして活用できるように設計された製品になります。

BOOX Tab X の大きなディスプレイは、PDF 文書を A4 サイズで閲覧することができ、分割画面モードを使用すれば、Kindle 書籍を読みながらノートに書いたりと高度なマルチタスク作業を行えます。また、画面更新用の GPU 機能「BSR」を搭載しており、5 つの動作モードからコンテンツに適した描画性能でタスクを処理できます。

ディスプレイは 13.3 インチ 2,200 x 1,650 ピクセルとなっており表示も高精細です。4,096 段階の筆圧感知に対応しており、製品には専用スタイラスペンも付属します。

13.3 インチ画面の非常に大きなタブレットになりますが、本体の厚みは 6.8mm、質量は 560g と、11 インチタブレットと変わらない重量感です。バッテリー容量は、6,300mAh と少なめですが、E Ink ディスプレイの消費電力量は液晶や OLED よりも少ないので、一般的なタブレットと同程度の時間使用できると思います。

OS は Android 11 で、Google Play に対応しています。スペックもそこそこ高く、Snapdragon 662 オクタコアプロセッサ、6GB RAM、128 GB ストレージ、USB Type-C コネクタを搭載しており、Wi-Fi ac や Bluetooth 5 に対応しています。

Source : Amazon