Nest Hub(2nd Gen)がFuchsiaベースのシステムにアップデート開始
Google は、Nest の現行最新スマートディスプレイとなる「Nest Hub（2nd Gen）」について、ファームウェアを独自 OS 「Fuchsia」に置き換えことを目的としたアップデートの提供を開始した模様です。
既に初代 Nest Hub と Nest Hub Max は Fuchsia に置き換わっており、それに続き残りの Nset Hub（2nd Gen）の置き換えも実施されたことになります。Fuchsia に変わっても Nest Hub（2nd Gen）の機能面に変更はなく、見た目や使用する上での操作性などに大きな変化は見れれません。
Fuchsia は、Google が主導して開発を進めているオープンソース OS で、Linux や Android のネイティブアプリを実行できるように設計されています。Google は Linux における権利上の様々な制約を回避するべく Fuchsia を開発しており、元々 Nest Hub には Lunux ベースの Cast OS が搭載されていましたが、今回のアップデートにより全てのスマートディスプレイ製品が Fuchsia に置き換えられたことになります。
Nest Hub（2n Gen）向けの Fuchsia システムは Google Home アプリでプレビュープログラムの利用登録をした一部の端末に配信されており、全ての Nestu Hub（2nd Gen）が Fuchsia システムにアップデートされるまでにはまだ時間がかかります。
所有の Nest Hub（2nd Gen）が Fuchsia ベースなのかどうかを確認するには、Nest Hub の設定メニューを開き、「デバイス情報」 → 「技術情報」 → 「Fuchsia バージョン」の表示を確認できればアップデート済みとなります。
（2023 年 5 月 24 日更新）
5 月下旬より本格的にアップデートが展開されています。
Source : 9to5Google
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