Google、HTTPSのロックアイコンをChrome 117からチェーンアイコンに刷新
Chrome ブラウザで HTTPS のサイトにアクセスすると、アドレスバーに南京錠型のロックアイコンが表示されますが、Google はこのアイコンを今年 9 月リリース予定の Chrome 117 から新しいチェーン型アイコンに置き換えることを発表しました。
変更の主な理由は、HTTPS 接続が基本の現代において、「HTTPS = 信頼できるサイト」ではなく、人々に HTTPS だから信頼できるサイトだと誤解を与えないためです。
10 年前の HTTPS がまだ広く普及する以前では、HTTPS に対応するのは金融機関や公的機関などごく一部に限らえていたtため、HTTPS 接続 = 信頼できるサイトの認識で合っていあmしたが、今では HTTPS 接続に対応したフィッシングサイトも多数存在し、そうしたネットの変化によってロックアイコンはもはやその意味を成さず、悪いことに誤解を与えるようになりました。Google によると、現在はサイトアクセスの 95% で HTTPS が使用されています。
また、Google は HTTPS 接続の意味を Chrome を利用したサイトアクセスの最低限の安全基準という位置付けに変更するべくアイコンをロックアイコンからチェーン型アイコンに変更します。
Source : Chrome
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