Samsung、Galaxy Watch向け新ソフトウェア「One UI 5 Watch」を発表
Samsung は 5 月 5 日、スマートウォッチ向け新システム「One UI 5 Watch」を発表しました。One UI 5 Watch は今年後半に発売される Galaxy Watch の新モデルと共にデビューする予定ですが、それに先立ち、5 月より韓国の Galaxy Watch 4 / 5 ユーザーを対象にベータプログラムが実施されます。
One UI 5 Watch では、健康管理とウェルネスにフォーカスして機能を拡張させ、特に睡眠モニタリング機能に関してはこれまで以上に内容を充実させています。
睡眠モニタリングに関しては、ユーザー自身の睡眠パターンの理解、健康的な週間の確立、理想的な睡眠環境の構築という 3 つのテーマに沿って改良され、健康管理に欠かせない睡眠の質向上を図っています。
1 つ目のテーマについては、新たに睡眠スコアを表示するダッシュボード的な Sleep Insights UI を導入することで具現化しています。これは、前日の睡眠に関する概要を目立つように表示し、さらに、レム睡眠ノンレム睡眠のパターン、いびき、血中酸素レベルなどの関連指標も併せて確認出来るというものです。睡眠改善の一歩目は現状を理解することです。
2 つ目のテーマについては、睡眠を 8 つのパターンに分類し、各パターンに対してアプリがユーザーに睡眠の質向上の参考になるアドバイスを提案します。これはスリープコーチング機能と呼ばれており、ユーザーは提案内容を見て生活習慣改善の参考にします。
3 つ目のテーマについては、ユーザーが眠りについたことを検出すると、SmartThings にリンクされたデバイスのスイッチを自動的に切ることで、より良い睡眠環境を整えるというものです。
睡眠モニタリング以外にも新機能は追加されています。
リアルタイムのランニングやインターバルトレーニング時には個々の心拍ゾーンに対応する運動強度レベルを表示するようになり(ウォームアップ / 脂肪燃焼 / 有酸素運動 / ハードなトレーニング / 最大強度)、これは肪燃焼を目的とした運動や有酸素運動をより効果的に実施することに役立ちます。
他にも、ルートトレーニングのルート作成機能が従来のハイキングやサイクリングに加えてランニングとウォーキングをサポート。Samsung Health アプリ上で GPX ファイルに直接アクセスし、ウェイポイントや到達予定時間、評価などの捕捉情報を追加できる機能。SOS 機能が緊急通報サービスへの電話発信や位置情報の共有に対応し、SOS 実行時にはスマートウォッチが医療情報を表示するようになります。最後に転倒検知機能も追加されます。
Source : Samsung
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