自動車向けAndroidの新機能が一挙公開 遂にYouTubeが自動車にも対応
コネクティッドカーや EV 車の普及に伴い自動車システムのスマホ化も急速に進んでいます。Google ではそのニーズに応えるべく自動車向けに Android Auto や Android Automotive OS(Google 搭載)を提供していますが、5 月 11 日の Google I/O 2023 ではこれら自動車向け Android ソフトウェアの新機能が発表されました。
一番の目玉は、YouTube が Google 搭載車に対応することでしょうか。Android Auto が対応するわけではありません。Volvo と Polestar 車を皮切りに Google 搭載車への対応が始まり、カーナビ画面で YouTube 動画を視聴できるようになります。対応時期は公表されていません。
次に注目なのは、Google は Cisco、Microsoft、Zoom と提携し、各社のビデオ会議アプリを Android Auto に対応させることを発表しました。こちらも対応時期は公表されていません。
Android Auto で好評の GameSnacks(ミニゲームで遊べるアプリ)が Google 搭載車に導入されます。こちらは既にリリース済みです。
Android Auto は既に対応済みの Google アシスタントのスマートな提案機能が Google 搭載車にも今後数ヶ月中に導入されます。これにより、画面をタップするだけでメッセージに返答したり、目的地までの予想到着時刻をメッセージ送信者に伝えることができます。
Waze アプリが Polestar 以外の Gogle 搭載車にも対応します。こちらは順次対応予定です。
Android Auto と Google 搭載車の両方で Waze アプリにより多くの EV 充電ステーションの情報が表示されるようになります。こちらは既に対応済み。
Google は以上の新機能の他にも年末までに Android Auto を利用できる自動車が世界で 2 億台に到達し、Google 搭載車は年末までの数カ月間で 2 倍に増加する見通しも示しました。
Source : Google
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