YouTube Musicのキャスト機能が改良されさらに便利に
YouTube Music のキャスト機能は他の音楽アプリよりも進んでおり、より簡単に再生デバイスを切り替えることができます。音楽の楽しみ方は人それぞれ様々ですが、近年ではスマートスピーカーやストリーミングデバイスが大衆にも広く普及するようになり、YouTube Music を利用すればそれらのデバイスを最大限活用することができます。今回は、最近改良された YouTube Music のキャスト機能を紹介します。
他のアプリと比べて技術的に進んでいるのがキャスト機能のメディアスイッチャーへの対応です。YouTube Music ではスマホの通知のメディアスイッチャーにキャストデバイスも表示されるので、アプリを開くことなく再生デバイスを切り替えることができます。単純に通知を数回タップするだけでなので操作も簡単です。
具体的には、通知パネルのメディアプレイヤー右上に表示されるメディアスイッチャーボタンをタップすると外部デバイスのリストが表示されます。その中から曲を再生したいデバイスをタップします。少し前まで、このリストにはスマホと Bluetooth 機器しか表示されませんでしたが、YouTube Music はキャスト対応デバイスやスピーカーグループも表示されます。
ただ、現在の実装ではキャストデバイスから別のキャストデバイスに直接切り替えることには対応していないので、一旦、「このスマートフォン」に出力先を戻し、それから再度、他のキャストデバイスに切り替えます。
次に、アプリ上のキャストボタンをタップしたときの選択画面も他とは異なり、最近使用したキャストデバイスが「候補」に表示されるようになりました。いつも使用するキャストデバイスをすぐに選択できます。
さらに、アプリ上の再生画面にはアルバムアートの下にキャストデバイス名が表示されるようになっており、キャストボタンタップすることなくキャストデバイスに切り替えることもできます。
以上の 3 つの機能は Android 13 以上を搭載したスマホで利用できます。
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