DJI Osmo Pocket ３正式発表、1型センサー・2インチ回転タッチスクリーン・大容量バッテリー&急速充電機能を搭載
DJI は 10 月 25 日、小型ジンバルカメラ “Pocket” シリーズの新作「DJI Osmo Pocket 3」を正式に発表しました。今作でも Osmo ブランドが復活しています。価格は 74,800 円で、96,800 円のクリエイターコンボも販売されます。
Osmo Pocket 3 は、既存の Pocket シリーズと同様に 3 軸ジンバルにより超安定したビデオ撮影が可能なポケットサイズの小型カメラ。大型化した 1 型イメージセンサー、縦横回転し 2 インチに拡大したタッチスクリーン、大容量バッテリー & 急速充電機能を搭載するなど、製品全体が刷新されています。
カメラユニットは 1 型 CMOS イメージセンサーと換算 20mm の F2.0 レンズで構成されています。センサーの大型化でより多くの光を取り込めるようになり画質が向上しています。また、フォーカス機能についても AF が全画素対応となり、動く被写体にもより正確にピントを合わせる事が可能になった他、最近の Vlog 用カメラに見られる「商品モード」が追加され、商品レビュー時には人物の前にある商品に自動でピントを合わせ背景をぼかすことも可能になりました。
記録サイズは、通常動画が最大 4K 60fps、スローモーション動画が最大 4K 120fps、静止画が最大 4K 16:9 または 3,072 x 3,072 1:1 。D-Log M と HLG 記録をサポートしており、どちらも 10bit 収録が可能。マルチカメラ収録の映像同期に便利なタイムコードもサポートしています。他にも、記録ビットレートが最大 130Mbps に向上しました。
ディスプレイは 2 インチ 314 x 556 OLED。縦向きと横向きを自由に切り替えて撮影できるようになりました。画面を回転させるだけで記録を開始する機能も備わっています。ピーク輝度は 700nits なので、昼間直射日光の下では少し見づらいかもしれません。
バッテリー容量は 1,300mAh に増え、動作時間が 4K なら 116 分に、FHD なら 166 分に延長しました。また、急速充電により 16 分で 80%、32 分でフル充電されるようになりました。
Osmo Pocket 3 には 3 つのマイクが内蔵されており、インテリジェントにノイズをカットしながら 360 度方向のステレオ収録が可能。DJI Mic 2 とのダイレクト接続もサポートし、2 台のトランスミッター（マイク本体）を接続して音声を同時収録できます。
DJI 伝統のアクティブトラックはバージョン 6.0 へと進化し、追尾時のカメラブレがより軽減されるようになった他、顔自動検出追尾や構図を維持した状態で追尾するダイナミックフレーミングなどの新しいフォローモードに対応し、被写体をより簡単かつスピーディーに追尾できるようになりました。
Osmo Pocket 3 の筐体サイズは、139.7 x 44.2 33.5mm / 179g で、Wi-Fi ac と Bluetooth 5.2 をサポートしています。
Source : DJI
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