DJI 大型センサーを搭載した「OSMO Action 4」を発売開始

投稿日時 8月 4th, 2023 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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ドローン製品大手の DJI が 4 代目となる小型アクションカメラ「DJI OSMO Action 4」を国内発売しました。価格は標準パッケージとなる「スタンダードコンボ」が 58,300 円で、DJI ストアではアドベンチャーコンボやロードバイクコンボなど、用途に合わせて付属品を調整したカスタムパッケージも販売されています。

前作 OSMO Action 3 の発売から 1 年も経たないうちに発表された OSMO Action 4 は、前作よりも大型のセンサーを採用したことで低照度時のパフォーマンスが大きく向上した他、ビデオ安定化機能や耐久性も強化されるなど着実に進化しています。

カメラ本体は、前後にタッチ対応のフルカラーディスプレイを搭載し、縦向き撮影も可能な保護フレームが付属する前作と共通のフォームファクターを採用しており、外観に大きな差は見られません。自撮り用のフロントディスプレイは 1.4 インチ 320 x 320、背面のメインディスプレイは 2.25 インチ 640 x 360 のサイズです。カメラ本体のサイズは 70.5 × 44.2 × 32.8mm / 145g となっています。

OSMO Action 4 のカメラユニットは、センサーサイズが前作の 1/1.7 型から 1/1.3 型に拡大し、同時に画素サイズも 1.6μm から 2.4μm へと拡大しました。これにより、映像全体はより高画質となり、特に低照度時の撮影パフォーマンスも向上したため、前作よりも明るく綺麗な映像を得ることが可能になりました。レンズに関しては前作と同じ 155 度画角の F2.8 レンズを使用しています。

動画は 10bit の色深度を持ち、D-Log M の Log フォーマットで撮影することも可能。動画は最大 4K 3,840 x 2,880 60fps で撮影できますし、4K 3,840 x 2,160 120fps フォーマットで撮影することもできます。静止画は最大 10MP で記録されます。

ビデオ安定化機能に関して、OSMO Action 4 には RockSteady 3.0+ と 360° Horizo​​nSteady の手ブレ・水平安定化機能が搭載されており、カメラ本体のジャイロスコープのデータも記録されるようになり、撮影後に PC 上で映像の安定化を再調整することもできます。

耐久性に関しては、OSMO Action 4 も耐寒性の高い大容量バッテリーを採用しており、-20 度の極寒環境でも 150 分の連続撮影が可能な他、今作ではカメラ単独での防水性能が向上しており、前作は 16m 防水だったのが、今作では 18m 防水となりました。

カメラ以外の改良点として、DJI は新たに「GPS Bluetooth リモコン」を追加しました。この新アクセサリーを使用すると、映像に GPS データが付加されるようになり、2 つのボタンと小さなディスプレイを使用してカメラ本体をリモートで操作することもできます。

他にも、外部機器との接続用に Wi-Fi ac と Bluetooth 5.0 をサポート。充電は付属の USB Type-C コネクタ経由で行う仕様です。バッテリー容量は 1,770mAh と大容量。さらに USB-PD 充電をサポートしており、急速充電でバッテリーを充電することもできます。

Source : DJI