Samsung、来年にもミッドレンジクラスの折りたたみスマホを発売か?
Samsung は折りたたみスマホの市場規模の拡大と購入者の裾野を広げることを目的に、来年、価格を抑えた比較的安価な折りたたみスマホの投入を計画しているようです。台湾の調査会社 TrendForce が業界関係者からの情報としてこのことを伝えました。
記事は現在のスマホ市場における折りたたみスマホの価値を分析したレポートに関する話題を中心に展開されているため、噂の廉価版の詳細や発売時期、価格には何も触れていません。詳細は全く不明ですが、Galaxy S シリーズに対する Galaxy A シリーズのような違いがあるとは予想されます。一番の関心は価格だと思います。同社はこの点について、「ミッドレンジのセグメントに向けて投入予定」と説明していますが、そもそも折りたたみスマホは通常のスマホよりも製造にコストがかかるので、ミッドレンジセグメントと言えども価格帯には大きな開きがあると考えられます。
折りたたみスマホは世界的に出荷台数の減少傾向が続く現在のスマホ市場においても成長を続けており、今後のスマホ市場の成長を支える存在として大きな期待が寄せられています。普通のスマホの場合、市場のプレミアムセグメントは Apple が多くのシェアを占めていますが、その中でも折りたたみスマホは唯一 Apple と競合しないカテゴリの製品でもあり、今後の Android の成長を下支えするのも折りたたみスマホだと考えられています。
こうした現状を考慮すると、Samsung の廉価版は通常スマホで言うところのミッドレンジ~ハイエンドの価格帯、具体的には 10 万円前後の価格で登場する可能性があります。
これまでに発売された折りたたみスマホの最安値はおよそ 85,000 円なので、この価格を下回れば間違いなく安いと言えます。
TrendForce の記事には今後のスマホ市場の動向を予測するのに有益な情報が詰め込まれているので、業界関係者はお読みになることをおすすめします。
Source : TrendForce
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