「HTC Sensation」を正式発表、Qualcomm MSM8260デュアルコア1.2GHz、4.3インチqHDディスプレイ搭載(更新:動画を追加)
HTCは4月12日、英国ロンドンで開催したプレスイベントにおいて、デュアルコアCPUを搭載したAndroidスマートフォン「HTC Sensation」を正式に発表しました。コードネーム”Pyramid”として知られる端末です。
SensationはDesire HDと同じ4.3インチサイズのディスプレイを搭載していますが、qHD(960×540ピクセル)と解像度が高くなっています。画面の縁に沿って湾曲した表面パネルを、スマートフォンの中ではSensationが初めて搭載するそうです。
チップセットはQualcommの第三世代SnapdragonであるMSM8260 デュアルコア1.2 GHzを搭載しています。
OSはAndroid 2.3(Gingerbread)、UIはHTC独自「HTC Sense 3.0」を搭載しています。詳細な仕様は以下の通りです。
Desire HDより若干大型化しているものの、Sensationの方が薄く、さらに164g→148gと16gほど軽量化しています。にも関わらず、バッテリー容量が1,230mAh→1,520mAhとアップしています。
3Gは、米T-MobileのAWSバンドにも対応していると掲載されています。T-Mobile向けには「HTC Sensation 4G」として投入されるようです。
Sensationは2011年Q2中に欧州およびアジアで販売が開始されます。5月中旬よりVodafoneが欧州の広い地域で販売を開始し、他のキャリアは6月に販売を開始すします。
- OS:Android 2.3.3(Gingerbread)
- UI:HTC Sense 3.0
- サイズ:126.1mm(H) x 65.4mm(W) x 11.3mm(D)
- 重さ:148g
- ディスプレイサイズ:4.3インチ、qHD(960×540)
- ディスプレイ:S-LCD、静電容量式、マルチタッチ対応、ゴリラガラス採用
- チップセット:Qualcomm MSM8260 デュアルコ1.2GHz
- GPU:Adreno 220
- メモリ:768MB
- ストレージ:1GB(ユーザ領域)
- 外部メモリ:32GBまでのマイクロSD/マイクロSDHC
- リアカメラ:800万画素、デュアルLEDフラッシュライト
- フロントカメラ:30万画素
- 対応周波数:GSM(850/900/1800/1900 MHz)、WCDMA(900/AWS/2100 MHz)、HSDPA 14,4Mbps、HSUPA 5.76Mbps
- ネットワーク:Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 3.0(AVRCP, GAP, GOEP, HFP, HID, HSP, MAP, SPP, SDAP)
- 外部端子類:マイクロUSB(MHL対応)、3.5mmオーディオジャック、ボリュームボタン
- センサー類:ジャイロ、加速度、ライト、近接、GPS
- バッテリー:1,520mAh
- 連続待受時間:400時間(3G)、350時間(GSM)
- 連続通話時間:400分(3G)、495分(GSM)
- Flash Player 10.2対応
- 1080pフルHD動画の撮影/再生に対応
- DLNA対応
- FMラジオ搭載
- HTC Watch対応(TV番組や動画をレンタル・購入して視聴できるサービスで、HTC Senseに機能が統合されています)
Source : HTC
更新1:通知ランプあり。搭載ROMのサイズは4GBですが、1GBしかユーザ領域として割り当てられていません。
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