AQUOS PHONE SH-12CのWi-Fiテザリングデモ(動画あり)
NTTドコモが今年の夏モデルからスマートフォンでも解禁したWi-Fiテザリング(Wi-Fiホットスポット)機能について紹介します。
Android 2.2(Froyo)でサポートされたテザリング機能のうち、AQUOS PHONE SH-12CではWi-Fiテザリング機能が生かされており、その機能を利用して端末を他の機器のモバイルルータとして使用することができます。
Wi-Fiテザリングを有効にした場合、”パソコン等の外部機器を接続した通信”と見なされ、利用料金はパケット定額プランでの上限10,395円となります。
Wi-FiテザリングをONにする手順は、端末の設定メニューを起動し、「ワイヤレスとネットワーク設定」→「ポータブルアクセスポイント」→「ポータブルWi-Fiアクセス」にチェックを入れます。すると、Wi-Fiテザリングの使用に関する注意が表示され、それに同意する(OKをタップする)と有効になります。
Wi-Fiテザリング機能では、他の機器からパスワードなしで接続できる「Open」と、通信を暗号化し、パスワードによる認証を行う「WPA2 PSK」の2つのセキュリティオプションを利用することができます。デフォルトでは「Open」設定なので設定メニューの「Wi-Fiアクセスポイント設定」で適宜変更します。
Wi-Fiテザリング機能が有効の場合、通知バーにメッセーが表示されます。次の図のようなメッセージが表示されている間はWi-Fiテザリング機能が有効のままで、他の機器が接続していなくても、”パソコン等の外部機器を接続した通信”と見なされます。(1度でもテザリング機能を利用すると、パケ代はMAXに達してしまうでしょうけど・・・)。「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」のチェックを外せばWi-FiテザリングをOFFにすることができます。
実際にAQUOS PHONE SH-12CのWi-FiテザリングをONにして、Galaxy S IIからアクセスさせてみたデモ動画です(手つきがまごついていて見づらいかと思いますが・・)。
テザリング中にSpeedtest.netを使った通信速度のテストを行いました。通信速度は基地局の込み具合といった利用する環境により変動しますが、1回目は下り1,161kbps、上り362kbps。2回目は下り803kbps、上り362kbpsという結果でした。AQUOS PHONE SH-12CのWi-Fiテザリング機能では、最大5台までの機器を同時接続させることができるので、複数台接続した状態でそれぞれ同時に通信を発生させた場合は通信速度が著しく低下することもあります(この点はユーザの利用状況に左右される話ですね)。
AQUOS PHONE SH-12Cは、NTTドコモが6月にFOMAハイスピードエリア内で開始するHSDPA 14Mbps対応しているので、そのサービスが開始されると少しは余裕が出てきそうですね。
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