Adobe、iPhone向けFlash断念と言うニュースが話題となっています
つい最近至るところで話題となっているAdobeがiPhone向けFlashを断念し、それ以外の端末向けに今後本格的に提供していくと言うニュースが、IT・テクノロジ系ニュースサイト、ブログ以外でも話題となっています。
ことの発端は、4月20日にAdobe Flashデベロッパーリレーション主任プロダクトマネジャー、マイク・チェンバース氏のブログにおけるiPhone向けFlashの今後について見解とAndroid向けFlash Player、AIRのパブリックベータ利用受付開始という記事。
その後、この記事を元に各社一斉に「Adobe、iPhone向けFlash断念、Androidへシフト」と言うような記事が立て続けに公開され、なんと22日には都内でAdobeの今後の事業戦略に関する発表会が行われ、その中でも「Adobeの戦略発表会、iPhone向けFlash開発の打ち切り決断」と言うことでAdobeのお偉いさんたちが今回の件についてそれぞれコメントまで出すという結果となりました。J-CastなどのIT・デジタル系以外のメディアでも取上げられていますね。
個人的には、iPhoneだろうとAndroidだろうと、スマートフォン向けにFlash Playerが提供されたとしても、ディスプレイサイズやハードウェアスペックによって、予想していたものよりも受ける恩恵は少ないと思いますので、あっても無くてもどっちでも大した問題ではないと思います。たとえば、Nexus OneでFlashが使えたとしても、Flashコンテンツのおかげでメモリを食いつぶしてしまったり、バッテリーの消費が激しくなったりする、それに表示されるコンテンツはそこら辺のバナー広告のような感じで表示されるでしょうから、使えるのはうれしいけれど、そうなるとまた別の悩みが出てくると思いますからね。
しかし、これがiPadやAndroidタブレットだったら見解が変わります。ハードウェアスペック、ディスプレイサイズなどはほとんど問題になることは無く、またスマートフォンとは違って外で利用することが少ないのでバッテリーのこともあまり心配しなくて良い、だからタブレット端末では使えたほうが断然良い、と思います。
とにかく、いちiPhone、Androidユーザとしては、速いところAndroid向けFlash,AIRを出して欲しいところです。とにかく使ってみたい。それだけ。
関連記事
週間ランキング
None Found