Qualcomm、1.2GHzデュアルコアSnapdragonを発表

投稿日時 6月 1st, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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米Qualcommは現在台湾で開催中のComputexにおいて、同社初となるデュアルコアSnapdragon「MSM8260」、「MSM8660」をお披露目したそうです。それらはもちろんスマートフォン、タブレット端末向けで、どちらも1.2GHz駆動のコアが二つ搭載されているとのこと。

MSM8260はHSPA+、MSM8660はHSPA+、1xEV-DO Rev. Bのマルチモードでの通信に対応するらしく、OpenGL ES2.0およびOpenGL ES1.1 APIや1080p動画の撮影・再生のための2D/3Dアクセラレーション機能を持つGPUやGPS、FM、Bluetooth、低消費電力なオーディオエンジンを搭載し、DTS/Dolby 5.1サラウンドサウンド、16メガピクセルカメラ、24bit WVGA、1280×800ピクセルまでのディスプレイに対応するそうです。

このチップセットの発表自体は2009年12月時点で行われており、T-MobileのAndroid2.1t搭載スマートフォンで採用されるんじゃないかと噂になっていたそうなのですが、チップのサンプルの出荷予定が2009年Q4と言うことでそれは早すぎだ!という話で収まっていたようです。しかし、今回お披露目されたと言うことはそろそろ量産体制の準備が整ったと言うことなのでしょうか。どこのメーカが先にこのチップを採用した端末を発表するのか楽しみがまた一つ増えましたね。

以前もチラッと紹介したと思うのですが、次期Android Gingerbreadは新しいARM Cortex A9、デュアルコア・クアッドコアCPUに最適化されるらしいので、もしかするとNexus One(Android2.2)がもっさりと感じるほどの端末が来年から続々と発表されるのではないかと勝手に期待しています。

Engadget