Qualcommのデュアルコア 1.2GHz Snapdragon「MSM8660」を搭載した端末のデモ動画
CES 2011で発表されたデュアルコア搭載端末の多くはTegra 2を搭載し、Qualcommのチップを搭載した端末はAcerのEeePad MeMOだけという状況でしたが、会場のQualcommブースでは、デュアルコア1.2GHzのSnapdargon「MSM8660」を搭載した携帯端末型デモ機が準備されていたらしく、そのデモの模様を動画で確認できます。
動画では3Dユーザインタフェース・3Dゲーム、HDMI出力によるTVとのミラーリング、シングルコア・デュアルコアの切替えデモが行われています。特にシングルコアからデュアルコアモードに切替えた際、画面表示の滑らかさが大幅にアップしていることを確認できます。デュアルコアの恩恵はかなりデカイように感じます。
MSM8660は、今年6月にMSM8260と共に発表され、第三世代Snapdragonだと呼ばれています。
- MSM8260はHSPA+、MSM8660はHSPA+、1xEV-DO Rev. Bのマルチモード
- ARM Cortex A8ベース、デュアルコア1.2GHz
- GPUはAdreno 220(第二世代SnapdragonはAdreno 205)
- OpenGL ES2.0およびOpenGL ES1.1
- 1080p動画撮影、HDMI出力による再生
- 3Dゲーム映像の60fpsでの再生
- GPS、FM、Bluetooth
- DTS/Dolby 5.1サラウンド
- 16MPカメラをサポート
- 24bit、解像度1280×800までサポート
デュアルコアSnapdragonを搭載した端末はAcerのほか、CompalやPantechからも2011年中に発売されと言われています。2月のMWC 2011は世界最大級のモバイル関連イベントなので、その際、別のメーカーからもデュアルコアSnapdragonを搭載した製品が発表されるかもしれません。
Source : IntoMobile、YouTube Via : FrAndroid
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