Android 4.0(Ice Cream Sandwich)システムUIのスクリーンショット(更新)
Android 4.0(Ice Cream Sandwich)のシステムUIをスクリーンショットで紹介します。Nexus S用のテストROMの内容なので、リリース版のAndroid 4.0とは異なる部分があるかもしれません。
ロック画面(上図)。デザインはHoneycomb、操作方法はGingerbreadといった感じになっています。画面下中央のアイコンを鍵アイコン側にスライドさせるとロックを解除でき、カメラアイコン側にスライドさせるとロックが解除されると同時にカメラが起動します。Ice Cream Sandwichではロック画面そのものを無効にできること、また、画面上に所有者情報(フリーテキストです)を表示できるようになっています。紛失時に役立つかも知れません。
ホーム画面。アプリドロワーボタンの行にもアプリを配置できるようになりました。アプリを入れ替えることもできます。ゴミ箱アイコンが画面上部に移動されています。ホーム画面は全部で5つ。
更新1:ロック画面(1枚目)、ホーム画面(2枚目)のスクリーンショットを差し替えました。
Ice Cream Sandwichのホームアプリはデフォルトでランドスケープ表示にも対応しています。
アプリドロワー。基本は横スクロールのページ切り替え方式です。「アプリ」タブではアプリ一覧、「ウィジェット」タブではホーム画面に配置するためのウィジェットおよびショートカットが一覧表示されます。その右側にはマーケットを直接起動できるショートカットが配置されています。
ウィジェットとホーム画面長タップメニュー。ウィジェットはAndroid 3.1以降と同様にリサイズできます。Gingerbreadでホーム画面を長タップするとウィジェットやショートカット、壁紙、フォルダメニューが表示されますが、Ice Cream Sandwichでは、壁紙の選択画面が表示されます。
Google検索。Ice Cream Sandwichでは、画面上部にGoogle検索バーが表示されるようになっています。ホーム画面を切り替えても表示されます。UIは次の図のような感じで、これまでのものと操作方法は同じですが、デザインが新しいものになっています。音声検索のデザインも変わっています。
マルチタスク。(物理・タッチ式ボタン端末の場合)ホーム画面を長タップすると、Honeycombで新たに搭載された上下にスクロール可能なアプリ履歴・起動中アプリ一覧が表示されます。Ice Cream Sandwichのマルチタスク画面では、表示されているアプリのサムネイルを右か左にフリックすることで停止することができるようになっています。結構便利だと思いますし、なんか楽しいですね。
もちろんランドスケープ表示にも対応しています。
通知バー。基本的にはGingerbreadと変わりませんが、表示される写真サイズが拡大され、マルチタスク画面と同様に、通知を左右にフリックすることで個別に閉じることができるようになっています。画面右上の×アイコンをタップすると一度に全ての通知を閉じることができます。
「menu」ボタンを押したときに表示されるメニューUI(左図)、音量調節時のUI(中央)、選択画面のUI(右図)。グレーがかった背景に水色のアクセントがHoneycombライクですね(Honeycombのアクセントカラーはライトグリーンですが・・・)。
アプリによっては、「menu」ボタンを押した時にホワイト系のメニューが表示されます(中央、右図)。入力したテキストを選択したときのUIが左図です。Honeycombのようにコンテキストメニューが画面上部に表示されます。入力したテキストを長タップすると、「REPLACE」という代替文字に変更できるメニューが表示されます。
「設定」画面。「無線LANとネットワーク」の中にあったWi-FiとBluetoothのON/OFFがトップに表示されるようになりました。サクッとON/OFFできますね。また、「データ通信」ではモバイルデータのON/OFFや、Ice Cream Sandwichで新たに追加されたバックグラウンド通信の個別制御の設定を行うことができます。「その他…」では、機内モードやVPN、テザリング、NFC、APN設定等を行うことができます。「設定」画面については別の記事で紹介しようと思います。
システムアプリの無効化。Ice Cream Sandwichではシステムアプリを個別に無効できるようになりました。無効にしてもアプリは削除されませんが、UI上に表示されなくなり、アプリの起動を止めることができます。しかし、他のアプリやサービスと連動するアプリを無効にした場合、関連するアプリが利用できなくなるという旨の注意が表示されます。無効にしたアプリは再度有効にできます。
フォルダ機能。Ice Cream Sandwichでは、アプリアイコンを重ね合わせるだけでフォルダを作成できるようになりました。なので、システムからフォルダ作成というメニューが削除されています(たぶん)。1つのフォルダには計16個のアプリを含めることができます。
Googleアプリやその他の機能については別の紹介しようと考えております。
更新1:標準ブラウザのスクリーンショットも公開しました。
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