MotorolaのPC/Mac用アプリ「MotoCAST」を使えば、パソコン上のメディアやファイルにスマートフォンやタブレット、WEBブラウザからリモートアクセスすることも可能、日本語にも対応
Motorolaが(おそらく)Motorola RAZRの発売に合わせて提供を開始したPC/Mac用ツール「MotoCAST」を紹介します。
MotoCASTは、Motorolaのスマートフォン/タブレットのデータ同期や端末ソフトの更新が可能なPC/Mac用ソフト(HTC SyncやPC Companion、Samsung Kiesと似たもの)ですが、ソフトには「MotoCAST Wirelss」と呼ばれる、スマートフォン/タブレットからパソコン上のコンテンツにリモートアクセスできるようにするサーバ機能も搭載されています。MotoCASTによって、外出先からWi-Fi/パケット通信網経由でパソコンの動画を音楽を端末にストリーミング・ダウンロードしたり、オフィス文書を閲覧したり、端末のデータをパソコンにアップロードしたり、といったことができるようになります。この機能は今のところRAZRのみに提供されています(と思う)。
MotoCASTを利用するには、まず、MotorolaのMotoCAST Wirelessサイトで公開されているPC/Mac用ツール「MotoCAST」をインストールします。このサイトはブラウザ向けのコントロールパネルなのですが、日本語に対応しています。
MotoCASTをインストール後、端末とパソコンをUSB接続してセットアップ(「MotoCAST USB」という)を行います(ウィザード形式なので迷わず完了できると思います)。
MotoCAST USBのセットアップが完了すると、続いてMotoCAST Wirelessのセットアップが実行されます。
ここで、スマートフォンやタブレット、WEBブラウザのアクセス時に必要となるMotoCAST IDを作成します。既にMotoCAST IDを持っている方はそのままログインします。ちなみに、MotoCAST IDはMotoCAST Wirelessだけではなく、Motorolaのフィットネス用端末「MotoACTV」向けポータルサイト「MotoACTV.com」のログインアカウントとしても利用されています。
スマートフォンやタブレット、WEBブラウザからのアクセスを許可するコンテンツを選びます。フォルダ単位で指定します。
セットアップは以上で完了です。
MotoCAST USB:USB接続で端末データを同期したり、マイクロSD上のデータやコンタクト情報をバックアップ/リストアできる機能。ソフトウェアアップデートのチェックやバージョンアップを実行する機能も搭載されています。
MotoCAST Wireless:スマートフォンやタブレット、WEBブラウザからパソコンにリモートアクセスし、パソコンの音楽や動画を端末やWEBブラウザにストリーミングしたり、端末のデータをアップロードしたりできます。(パソコンを起動してればの話ですが)外出先でも自宅パソコンの音楽や動画を視聴したり、オフィス文書を閲覧したりできるところがウリの機能。
スマートフォンからアクセスした場合(RAZRを使用)。RAZRの「Files」アプリから利用できます。※DRM保護されているコンテンツは再生できません。
WEBブラウザからアクセスした場合。KDDIのPHTOON ISW11Mは非対応ですが、日本語化されていることを考えると、今後のバージョンアップで利用可能になる可能性は高いと思います。
関連記事
関連する記事が見つかりません
週間ランキング
None Found