Google Voiceが米国内で一般公開されました

投稿日時 6月 23rd, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » 未分類
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Google Official Blogによると、本日、これまでは米国国内において招待制で限定公開されていたGoogle Voiceが一般公開され、招待不要で利用することが出来るようになりました。しかし、すべての機能を利用できるのは米国内のみでこれは従来と変わりません。日本国内からでも登録することは出来ますが、そのほとんどの機能は使えませんのでご注意ください。

とりあえずGoogle Voice番号を取得したいと思われる方は、http://www.google.com/googlevoice/about.html にアクセスし、「Try It Out」をクリックしてから登録を済ませてください。

日本からGoogle Voiceを利用するには?

私は数ヶ月前にGoogleVoice番号を取得し、Androidからでも利用できるようにしています。そのときの手順は、『HT-03AでSipdroid、Gizmo5、IPKallを駆使してGoogle Voiceを無料で使う』で紹介しています。

米国内でGoogle Voiceを利用する場合、上記で紹介したようなGizmo5(VoIP)、IPKall(米国固定電話番号取得サービス)を利用する必要はなく、携帯電話や固定電話をの電話番号を使って登録することが出来ますが、Google Voiceでは米国外の携帯電話や固定電話を使っての登録は受け付けていませんので上記のような面倒な手順を踏まなければなりません。

さらに、現在VoIPサービスを提供する「Gizmo5」はGoogleに買収されてしまったので、Gizmo5を使って登録することが出来ません。上記方法を使って登録しようと思う方はGizmo5以外のVoIPサービスを利用する必要があります。

Google Voiceってどんなもの?

Google Voiceは、登録することによってGoogleから付与される電話番号に、固定電話や携帯電話、その他VoIP番号などいろんな種類の電話番号を紐付けることで電話してくる相手はGoogleから付与された番号に電話をかければ紐付けた電話番号に呼び出しがかかるというのがサービスの基本です。

現時点でGoogle Voiceには米国外の固定電話や携帯電話を登録して、その電話番号に通話を転送することはできません。Skypeやその他IP電話の番号が付与されるサービスであれば転送してくれるみたいです。

また、Google Voice経由で電話を受けることで、Google Voice管理画面上で着信履歴を確認したり、さまざまなポリシー、グループ別に着信拒否設定を行えたり、応答したくない時間を分単位で指定したりと固定電話や携帯電話では使えなかった機能が標準搭載されています。

その他、Google Voiceでは携帯電話のようにSMSを送受信できたり(国内、国際どちらとも無料)、不在着信時に受けたボイスメッセージをテキスト化してGmailに添付して送信してくれる機能(英語のみ対応)もあります。かなり高機能なサービスなので、もしこれが日本でも提供されれば電話革命ですね。

AndroidにはGoogleから専用アプリが提供されています。Nexus Oneだとそれがビルトインされた形で提供されています。Google Voiceアプリを使うことでAndroid端末自体がGoogle Voice専用電話機的な動きをしてくれるので、AndroidからGoogle Voice電話番号を使って米国内へ無料電話をかけることも出来ますし、Google Voice電話番号宛にきたSMSもプッシュ配信されます。

Google Voiceについてももっと情報が欲しい方は、こちら をご覧ください。いくつかGoogle Voiceに関して記事で紹介しています。

Official Google Blog