au IS01のレビュー:IS01のベンチマーク結果
今回のIS01のレビューとは言えないレビューは、IS01上でいくつかのベンチマークアプリを動作させた結果を他の端末の結果と比較しながら紹介しようと思います。
今回IS01と比較するために使ったのは同じAndroid1.6を搭載したXperia X10 miniです。参考までにNexus One(Froyo)も入れました。
Benchmark
これは「Becnhmark」というアプリを使った測定結果です。各項目、値が大きいほど高い性能であることを示しています。
グラフ
Xperia X10 miniと比較した場合、IS01の方が高い性能を示しています。(しかし、Xperia X10 miniの方がサクサク動いています。)
NeoCore
こちらは3Dグラフィック性能を測定するアプリ。それぞれ値が大きい方が高い性能であることを示しています。(Xperia X10 miniのスコアは異常に高すぎな感)
グラフ
Linpack
こちらはシステムの浮動小数点演算性能をテストするアプリ。数値が大きい方が高い性能であることを示します。
グラフ
Quadrant
こちらは最初に紹介したBenchmarkと同じようにCPU、メモリ、ディスクI/O、2D/3Dグラフィックを測定するアプリです。
次のグラフを見てみると、Android2.1なNexus Oneよりも高いスコアを出しています。
なんでこんな結果が出たのかというと、IS01には1GHz Snapdragonが搭載されているのですが、OpenGLレンダリングエンジンがNexus OneだとQualcommのものとは違い、IS01にはAMDのものが使われていて、それはXperia X10 miniも同じなんです。
その話と、ディスクI/Oの性能が良かったことがAndroid2.1なNexus Oneを上回った要因なのではないかとド素人感覚でそう思います。BenchmarkのFilesystemの結果を見てみるとIS01が一番良かったですからね。
ちなみに、IS01のROMは標準4GB(ユーザスペースが3.4GB)です。またRAMサイズは256MBで、システム上からは160MBほどしか見えていませんでした。
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