”Androidマーケットの92%のアプリは、0.1%以下の端末にしかインストールされていない”、AppBrain調べ
ApBrainが非常に興味深い統計情報・コメントを出しています。AppBrainのブログのなかでいくつか指摘されていることがあるのですが、その中でも”Androidマーケットの92%ものアプリは、AppBrainユーザ全体の0.1より少ないかずの端末にしかインストールされていない”ということ。
AppBrainは結構ご存知の方も多いと思いますが、端末にインストールしたアプリリストをWEBで管理できたり、Androidマーケットの中でどのアプリが今ホットなのか表示できたり、自分の端末にインストールされているアプリに基づくお勧めアプリを紹介してくれたりとアプリを探すアプリとしても機能します。
最近では、Fast Web Installerという、PCのブラウザで見つけたアプリをOTAでインストールしてくれたりする機能も提供しました。
そんなAppBrainは今回、AppBrainユーザの中から最近登録された10万のアプリリストを解析し、その結果からいくつかのデータを公開しています。
まずはこれ、AppBrainユーザが端末にインストールしているアプリの数とどのアプリがその中にインストールされているのかを示すグラフで、アプリのインストール率が分かります。
上グラフに掲載されているアイコンはランダムピックアップされたものですが、AppBrain調べだと、インストール率トップ10は以下のとおり
- Google Maps: 99.1%
- Facebook: 84.9%
- Barcode Scanner: 63.8%
- Google Goggles: 50.5%
- Astro File Manager: 49.3%
- Shazam: 46.7%
- Amazon MP3: 46.3%
- Google Sky Map: 43.5%
- Advanced Task Killer: 37.1%
- Pandora: 34.3%
また、AppBrainユーザのアプリ平均インストール数は65個だったそうです。
さらに、AppBrain調べ上位5,500アプリ(8%)は、AppBrainユーザの端末全体の0.1%以上にインストールされていることが分かったそうです。
逆に言うと、AppBrainユーザの全端末の0.1%以下の端末にしか残り64,500アプリ(全体の92%)はインストールされていないということだそうです。
アプリの総数は、Androlib.comの10万ではなくGoogleがコメントした7万で掲載されています。
つまり、92%ものアプリはほとんどの端末ではインストールすらされていない、ということになります。
別のグラフも公開されていて、これは今年3月~現在までのアプリ数(Google公式データ、AppBrainデータ、AppBrain独自計算による”低品質”アプリ)の推移を示すグラフです。
このグラフから、アプリ全体数の半分弱ほどのアプリが”低品質”だということになっていることが分かります。
そういうことで、Androidマーケットの問題は、アプリが探しにくいことより、利用価値のあるアプリが少ないことだというのがAppBrain側の視点だそうです。
ネタ元:AppBrain
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