Android版Firefox 14が正式リリース、アプリUI刷新・パフォーマンス向上・Flash Player対応
MozillaのAndroid向けFirefoxブラウザの新バージョン「Firefox 14」が正式版となってGoogle Playストアにリリースされました。先週末にTwitterで予告していた”何かBIGなものが来る”というのは、この正式版のことだったみたいですね。
新バージョンでは、AndroidネイティブのUIを採用しデザインにリニューアルしたこと、アプリの起動、WEBページの読み込みやパン/ズーム操作、WEBアプリの動作など全体的にパフォーマンスを向上したこと、Flashプラグインに対応したことが大きな特徴とされています。パフォーマンスについて、Mozillaが開発したWEB体験を測定するためのベンチマークアプリ「Eideticker」のおいて、標準ブラウザよりも約2倍、Firefox 10よりも3倍ほど高いCanvasのレンダリングパフォーマンスが得られたとのことです(Android 4.0.4のGalaxy Nexusを使用)。
アプリのトップ画面は新しくなり、頻繁に見るページが自動的に表示されるようになっています。
従来は左右へのスワイプ操作で左右にタブとツールバーが表示されていましたが、新バージョンでは廃止されています。タブはブラウザ右上にあるボタンから切替可能です(タブが複数開かれている場合はタブ数が表示されます)。
Flashプラグインへの対応で、Flashゲームなどで遊ぶことができるようになりました。Flashの動作確認などは、www.kongregate.com/ にアクセスしてみると良いでしょう。Flashプラグインはデフォルトで「タップして実行」に設定されていますが、アプリ設定メニューを開き→「プラグイン」から変更できます。
主な新機能は以下の通り。
- 起動やページの読み込みを高速化。
- UIを完全に再設計、新しいスマートスクリーンを追加。
- スタートページを再設計、トップサイトによく見るページ一覧)を表示。
- Adobe Flashプラグインに対応。
- 文字サイズの自動拡大機能を追加。
- パンとズーム操作を高速化、タッチ応答性を向上。
- Google 検索を SSL 暗号化通信に変更。
なぜか、タブレット専用UIが廃止されていたりします。
「Firefox 14」(Playストア)
Source : Mozilla
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