Appleのアンテナパフォーマンスページに「Droid X」が追加
先週16日に米国Apple本社で開かれたiPhone 4のアンテナ問題に関するプレスカンファレンスから、他社製スマートフォンも同様な問題を抱えるとして公開された”アンテナパフォーマンス”ページに、今度は新たにVerizon Droid Xが掲載されてました。Droid XはMotorola社製のAndroidスマートフォンです。
実は、Droid Xが追加される数日前には、NOKIA製のN97 miniもアンテナパフォーマンスページに仲間入りを果たしております。
AppleのWEBサイトによると、
この持ち方で電波の弱い場所では受信する電波の強度に大きな影響があるそうです。ふむふむ。
Droid Xについては、その発売前の新聞広告において、「Droid Xには二つのアンテナが搭載されていて、どんな持ち方をしても・・・」というiPhone 4のアンテナ問題を意識したメッセージを発していました。
おそらくこの一件が決め手の一つでアンテナパフォーマンスページの仲間入りを果たしたことだと思います。確かに、どんな持ち方をしても・・・というのは当てはまりませんね。しかしながら、Appleが言いたいのは”どんな端末でも、特定の持ち方をすればiPhone 4と同様な問題に直面する”ということなんでしょうけど、ちょっとこれは変なもち方をしているんじゃあないかな、と思います。
iPhone 4の場合、そもそもアンテナ問題という存在すら世に出回ってなかったんですよね。なのに、世界中の多くのユーザはそれに気づいたわけなんです。つまり、”普通”の持ち方をして問題が出てきたというわけ。そこが今回の問題の発端になったんだと思いますが、見ていると、狙った獲物はこれからアンテナパフォーマンスページで晒すぜ!的な感じに見て取れます。ある意味でこれからの携帯電話に対する変化をもたらしている気もします。全てが変わりそうです。
気になるのは、Appleのページに晒された端末に対して、そのユーザの反応はどうなのか。Appleのアンテナ問題自体はあまり沈静化されていないように感じるのですが、一方で他のスマートフォンにおいては晒された後でも特に話題となっていない気がします。Droid Xに付いてはディスプレイ問題という別に問題がありますけどね。
要は、反論声明を出した他社同様、今回の問題はiPhone 4だけの問題であることなんじゃないかと・・・。
今後ははどの端末がこのリストに仲間入りを果たすのでしょうかね。
ネタ元:Apple
関連記事
週間ランキング
None Found