HTC、HTC Oneシリーズの一部モデルに対して起動アプリ履歴ボタンをメニューボタンに変更できるオプションを提供
HTC Oneシリーズを始め今年のHTC端末では本体上の操作ボタンの構成が従来モデルから大きく変わりました。具体的には「バック」「ホーム」「起動アプリ履歴」の3ボタン構成で統一されており、「メニューボタン」は省かれています。Andriod 4.0以降に最適化されていないアプリを起動するとメニューボタンが画面上に表示されるなど古いアプリとの互換性も考慮されていますが、独立したメニューボタンが欲しいという要望が多かったのか、HTCは「起動アプリ履歴」ボタンをメニューボタンに変更できるオプションを一部のモデルに対して最近開始したアップデートで提供しています。
この変更が最初に確認されたのは米AT&T向けHTC One X(HTC One XLのことです)。先週末より開始された「2.20.502.7」のアップデートからこのオプションが提供されています。「2.20.502.7」ではOSバージョンがIce Cream Sandwichの最新版「Android 4.0.4」にバージョンアップされていたりもします。
XDAではすでに国際版HTC One X(Tegra 3バージョン)向けの「2.15.401.5」ビルドのソフトウェアが非公式提供されており、こちらもベースはAndroid 4.0.4。AT&T向けHTC One Xのように「起動アプリ履歴」ボタンをメニューボタンに変更することができるオプションが追加されています。おそらく、Android 4.0.4のアップデートでこのオプションは提供されると思います。
オプションは3つあり、①起動アプリ履歴を表示、②タップで起動アプリ履歴を表示、長押しでメニューを表示、③タップでメニューを表示、長押しで起動アプリ履歴を表示、という選択肢の中から適宜ボタン挙動を変更することができます。
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