韓国SKテレコム・LG U+、米MetroPCSの3社がVoLTEによる音声通話サービスを開始
韓国のキャリア SKテレコムとLG U+、米国のキャリア MetroPCSの3社は8月8日、LTEネットワーク上で音声通話を実現する技術「VoLTE(Voice over LTE)」を利用した音声通話サービスを開始したと発表しました。
従来のLTE対応スマートフォンで音声通話は従来の3G網の回線交換網に切り替える「CSFB」方式により実現されていましたが、VoLTEでははLTE網を使います。LTEは回線交換網を持たないため、音声データはデータ通信と同じくパケット化されやり取りされます。国内では、NTTドコモが2013年中に導入する意向を示しています。
VoLTEを利用するには対応する端末が必要で、3社ともVoLTEによる音声通話サービスの開始とともに、VoLTE対応のAndroidスマートフォンの発売を発表しました。
SKテレコムは同日よりVoLTE対応のGalaxy S III LTEを発売。既存のGalaxy S III LTEも今月中にVoLTE対応化アップデートを提供する予定としています。
LG U+も同日よりVoLTE対応のOptimus LTE II(SHV-E160LV)を発売。既存のOptimus LTE IIもVoLTE対応化アップデートを提供する予定としています。
米MetroPCSはVoLTE対応機種として、LG製Androidスマートフォン「LG Connect 4G」の発売を発表しました。
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