Sony Mobile Xperia T(LT30p)開封の儀
Sony Mobile Xperi a T LT30pが手元に届いたので早速開封の儀を執り行います。
Xperia TはSony Mobileが8月末にドイツ・ベルリンで新フラッグシップとして発表した新モデルです。詳細はこちらで紹介しています。フルスペックはこちら。
Xperia TはLTEモデルもありますが、今回入手したのはHSPA+対応のグローバルモデルのSIMロックフリー版。英国の通販ショップで販売されていたものを購入しました。
では早速開封していきます。まずは箱。箱のデザインは上半期モデルと同じSonyブランドのものですが、蓋をパカっと取るタイプに変わっていました。
Xperia Tとご対面。蓋を取ると、何やら40%OFFのクーポンが・・・。Sony提供のSmart Wireless Headset Proの割引クーポンのようです。
箱の裏にはXperia Tに搭載されている機能が記載されています。モバイルBRAVIAエンジン、PlayStation Certified、DLNA、1080pフルHD撮影/再生、NFC、Wi-Fi対応などなど。特に珍しいことは記載されていません。Xpeira TはAndroid 4.1(Jelly Bean)にもアップデート予定とされる機種ですが、箱にそのことを告知するシールは貼られていませんでした。
同梱品は、Xperia T本体、USB⇔microUSB変換ケーブル、インイヤータイプのヘッドセット(黒)、スペアのイヤーピース、UK用の電源アダプタ、取扱説明書・保証書。なぜか、液晶保護フィルムも入っていました。YouTubeにアップされている開封映像によると、NFCタグが付属しているものもありましたが、私が入手したものには含まれていませんでした。
Xperia Tは、国内で発売中のXperia GXと同じ4.55インチ1,280×720ピクセルの液晶ディスプレイを搭載した大画面端末。縦横の大きさはXperia GX(画像左)とほぼ同じですが(実際には、Xpeira Tの方がコンマ数㎜ほど短くなっています)。
背面デザインもXperia GXと同じアークフォルムということもあり、手に張り付くよう操作感を味わうことができるのですが、Xperia Tの方が若干厚いので、持った感触は少し違っています。バックカバーの仕上げ方もXpeira GXと同じでザラザラしています。個人的にこの質感は気に入っています。Xpeira GXとの違いはカメラレンズの位置で、Xperia GXは外に張り出していますが、Xperia Tでは少し内部に埋まっており、指で触れることが少なくなっています。
本体右側面にはカメラシャッター、ボリュームボタン、電源ボタンが搭載されていますが、全体的に下側に集中しており、右手で本体を持ったとき、本体を持ち帰ることなくボタンを押せるようになっています。
Xperia GXのようにバックカバーを取り外すことはできません。SIMスロット・microSDスロットは右側面にカバー付きで搭載されています。挿せるSIMはmicro規格のものです。
右側面にはUSB端子が搭載されています。Xperia TはMHLに対応しているので、MHLアダプタを使えばHDMI出力を行うことができます。
上部には3.5㎜オーディオジャック。その右側の穴はノイズ抑制・ステレオ録音のためのマイクだと思います。
下部には通話用のマイクのみが搭載されています。どうやらXpeira Tにストラップホールは無いようです。全体を見まわてみましたが、そのような穴は見当たりませんでした。
では電源をON。ブートアニメがCosmic Flowチックなものに変わっています。これはこれでカッコイイと思います。
Xperia Tに搭載されているOSはAndroid 4.0.4(ICS)。前面に専用ボタンはなく、Androidの操作は画面上に表示されるソフトウェアボタンで行います。Xperia GX/SXと同じです。後述しますが、Xperia Tではアプリ起動履歴画面が新しくなり、Xperia Tablet Sに見られるスモールアプリ機能も利用できるようになっています。この点がXpeira GX/SXとの大きな違いの一つになります。
プリインストールアプリは次の画像の通り。標準ブラウザに加えてChrome for Androidが搭載されていたり、Xperia Tablet Sとのテザリング自動接続アプリ「Xperia Link」が新たに追加されていたりします。PlayStation Mobileのショートカットをタップすると海外向けの公開予告ページに飛びます。そういえば公開は明日でしたね。
前述の新しくなったアプリ起動履歴画面です。起動履歴はこれまでAndroid 4.0標準スタイルで表示されていたかと思いますが、Xperia Tではカスタマイズされており、右端に小さく表示されるようになりました。それに加えて、画面下部にスモールアプリのランチャーが表示されます。
スモールアプリの「電卓」を起動してみました。スモールアプリは常に最前面に表示されるようになっています。画面上を移動させることはできますが、拡大縮小はできません。
標準搭載のスモールアプリは「電卓」、「メモ」、「タイマー」、「ボイスレコーダー」の4種類。アプリはユーザ側で追加できますが、Xperia Tablet Sとは異なり、ウィジェットはスモールアプリ化することはできません。Google Playストアで配信されるのを待つのみ。今のところ1つも公開されていません。
通知パネルには、Xperia GX/SXに見られるボリューム調節、Bluetooth、Wi-Fi、モバイルデータのON/OFFボタンが組み込まれています。
Xperia TはNFCに対応するので、Androidビームを使ってリンクや連絡先を交換することや、Sony提供の「NFC簡単接続」アプリをインストールすることで、他のNFC対応端末やSony製のNFC対応Bluetooth機器とワンタッチ接続ができるようになります。、
上半期の2012年モデルはMTPモードしかサポートされていませんでしたが、Xperia TではMSCモードもサポートされています。
Eメールアプリにはウィジェットが追加されています。
Xperia TにもSonyの最新メディアアプリ「Walkman」、「アルバム」、「ムービー」が搭載されています。Xpeira Tablet Sでは、「Walkman」と「アルバム」で、DLNAサーバのコンテンツをネットワーク越しにストリーミングすることができますが、Xperia TのメディアアプリはXperia GX/SX、Android 4.0にアップデートされた2012年モデルと大差ありませんでした。
ミュージックプレイヤー「Walkman」。
ギャラリーアプリ「アルバム」。
動画アプリ「ムービー」。
屋外での視認性を確認してみました。最大輝度はXperia GXと同レベルで、画像のようにWEBページの文字がはっきり見えるほど。屋外での視認性は良いと思います。Xperia Pほどではありませんが・・・。
Xperia Tの性能面は、28nmのSnapdragon S4デュアルコア(MSM8260A)、1GBのRAMを搭載するだけあってかなりスムーズ。個人的には満足しています。振動モーターの強度もXperia GX/SXよりも強くなっていてボタン操作時の感触もいいですね。
次はQuadrantのベンチマークスコアです。トータルスコアは4857。CPUスコアはクアッドコア端末に劣りますが、RAM性能が良いみたいで、他を大きく上回っています。同じ28nmのSnapdragon S4でも異なる型番のMSM8960を搭載したXperia GXのトータルスコアは4632なので、大差はありません。
バッテリーの持ち。Xperia Tのバッテリー容量は1,850mAh。バッテリー残量がフル充電から15%になるまで約7時間35分。この結果はWi-Fi環境下で初期セットアップ(アプリのインストールなど)や動画視聴を中心に行ったときのものです。まあ、普通に使って8時間は固いのではないでしょうか。節電を意識して使えば10時間は超えるかと思います。
参考までに、手元にある他の機種とサイズを比べてみました。まずは4.3インチ画面のXperia S/NX。Xperia Tの方が縦横どちらも大きかったです。
次は4インチ画面のXpeira P。Xperia Tの方が画面サイズが0.55インチも大きいので、サイズの違いも明らかです。
最後は画面サイズ4.65インチのGalaxy Nexus。縦横ともにXperia Tの方が小さいのですが、Galaxy Nexusは丸みを帯びたフォルムとなっており、持った感じはGalaxy Nexusの方が小さく感じます。
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